【第181回】WEBマーケティング インターネット徹底集客 (生産性向上とFAQ) 2017/11/17|コラム

弊社コンサルタントの内藤による週刊観光経済新聞のコラム。
お問い合わせの電話を減らしたい場合、スタッフにヒアリングをした上で、FAQ(よくある質問)ページと、質問が多い項目が該当するページを見直すことが効果的である。
これはスタッフの生産性向上にも繋がるので、是非見直しを実施してみてほしい。

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【第181回】WEBマーケティング インターネット徹底集客 (生産性向上とFAQ)

「お問合せの電話を減らしたい」というお悩みを持つ施設は多いのではないだろうか。
慢性的な人手不足の中で、生産性向上を上げていかねば生き残りが難しいとされる状況において、スタッフの多くの時間を割く電話対応を少しでも減らしたいというのは、どの施設も思うところである。
もちろん、大事なお客様とのコミニュケーションポイントでもあるので、大事な業務ではある。
しかしながら、1件でも無駄な電話を減らしたいというのが本音であろう。

そこで、電話を減らす為にFAQ(よくある質問)ページを今一度、見直したい。
まだ自施設に設置がないようであれば、是非検討してみて欲しい。
作成方法や見直し方法は至って単純で、まずスタッフにヒアリングして、頻出の質問事項をまとめていけば、ある程度は形になる。
その上で、お客様からのお問合せが多い項目を追加していくといったイメージである。
スタッフも、FAQに掲載すれば電話頻度が減るとなれば、進んで協力をしてくれるであろう。
FAQのみならず、質問の頻度が多い項目に該当するページの見直しも必要である。
駐車場に関する問い合わせが多いのであれば、恐らくアクセスページに詳細の記載がなかったり分かりにくかったりすることが要因と考えられるので、分かりやすいように変更をするといった具合である。

質問が多い項目はそこかしこに記載しておき、お客様の目に触れる頻度を増すことで、お問合せ電話を減らすことができる。
また、別の観点から見ると、お問合せが多いという事は、情報が分かりにくい問いことでもあり、予約そのものを取りこぼしている可能性もあるので、要注意である。

以前はサブコンテンツ扱いであったFAQであるが、今はTOPページの分かりやすい部分に設置したり、グローバルメニューに設置したりとメインコンテンツ扱いする施設も出てきている。
それだけ「無駄を省いて、生産性を高める」という事に注力している施設が増えてきている証拠とも言えそうである。
今後においては、現在、取り立たされているように、AIを活用したFAQが主流になってくるであろう。
そうはいっても、肝心のFAQの内容が社内で整理整頓されていないようでは、最大限に活用できないのがオチであろう。
まずは足元のFAQページとコンテンツの見直しを実施してみて欲しい。

(株式会社アビリティコンサルタント・株式会社プライムコンセプト 内藤英賢)

【週刊観光経済新聞様】HP

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