【ホテル・旅館】夏直前!梅雨明けまでにできる集客術 2025/06/26|スタッフブログ

先日気象庁は7月から9月までの3か月予報を発表し、今年も昨年同様猛暑となる予想を出しています。
まだ記憶に新しい2024年の夏、記録的な猛暑が観光・宿泊業界に複雑な影響をもたらしました。
2025年の夏も猛暑により消費行動が変わると予想され、夏を乗り切るためにの対策が必要です。

夏が直前に迫る今、梅雨明けに差をつけるべく対策をご紹介いたします。

  • ツイート
  • facebookシェア
  • B!はてブ
  • G+ google+
  • Pocket

【ホテル・旅館】夏直前!梅雨明けまでにできる集客術

■対策① 「涼」をテーマにユーザーにアピール

昨年の夏は「高原エリア」「プール・水辺」「リゾート地」の施設様の需要が伸びました。
一方で記録的な猛暑の影響で、夏がハイシーズンと思われていたディズニーリゾートも昨年8月は「閑散期」と表現される状況がみられました。
これはまさしく、旅行者が猛暑を避けてより涼しいエリア・涼しいスポットへ足を運んだことを表しています。

昨年の状況を踏まえ、今年は「涼」をテーマに様々な対策を講じ、お客様が涼しさを感じ、快適に過ごせるための具体的なサービスや体験を提供することで、他施設との差別化を図り、集客へと繋げましょう。

事例1 視覚でアピール

「OTAのTOP画像」「公式サイトのメインビジュアル」等がより「涼」を感じる画像になっているかcheck!
プールや水辺が近い施設様は、そういった施設画像が"夏のキラーショット"になります。

事例2 テキストでアピール

「OTAのキャッチコピー」「ブログ」「公式サイトのお知らせ」「SNS」等で「涼」を感じるテキストが入っているかcheck!
"都内よりー〇℃"など、より涼しく感じられるワードを取り入れるなど、快適に過ごせることをアピールしましょう。

事例3 企画やサービスでアピール

「涼」をテーマに旅行者が楽しめるイベントやサービスが提供できるかcheck!
夏限定のサービスとして、楽しめるアイディアを考えてみましょう。
「〇〇ホテルの夏」といったランディングページを用意し、「涼」を感じるテイストのページの中に夏に関するコンテンツを盛り込んでみるのもよいのではないでしょうか。

暑さで外出を控える傾向があるため、施設内で過ごせるようなコンテンツを充実させることも大切です。
(例)かき氷・アイス・ラムネ・夏限定の冷製料理プラン・ミニバー&おつまみセット etc.

■対策② 行きやすさで近隣ユーザーへアピール

自分が「夏にどこかに旅行に行こう!」と思い立った時、どんな宿に泊まりたいか考えてみましょう。
目的地が決まっていない場合色々なポイントで宿泊施設を探すと思いますが、「自宅から行きやすい」というポイントで宿を探すことも多いのではないでしょうか。

ポイント1 ホテル・旅館のリピート理由の上位に「立地」

株式会社ネオマーケティングが2023年に実施したインターネットリサーチによると、「旅行の為の宿泊先としてシティホテル・リゾートホテル・旅館を選ぶ際、特に重視するポイント」の第3位が「立地」という結果が出ています。
また、「同じシティホテル・リゾートホテル・旅館を再度利用した理由」として第2位に「立地」が挙げられています。

「行きやすい」という理由が宿泊場所を選ぶ際の大きなポイントになっていることは間違いなく、アクセスの良さや利便性をアピールすることは重要です。

ポイント2 近隣ユーザーに向けたメルマガやSNSで情報をアップ

じゃらんや楽天トラベルでは、お客様の属性に絞ってメルマガを配信することが可能です。
属性を絞り込むことでアプローチできるユーザーを制限することにつながってしまうのではないか?と感じるかもしれませんが、ローカルユーザーだからこそお届けできる情報を盛り込むことで自分に対しての「メリット」をより感じやすくするができます。

以下にメルマガの一例を挙げてみます。(AIを活用して作成してみましょう)
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
件名:【〇〇〇〇旅館】夏のお出かけに!地元だからこそ楽しめる“プチ旅行”体験

本文:
――冒頭あいさつ――
「遠出はちょっと大変だけど、気分転換がしたいな…」
「週末に気軽に非日常を味わいたい…」
そんな時こそ、地元だからこそ楽しめる“プチ旅行”がおすすめです。

当館は〇〇駅から徒歩〇分、車でも〇分の好立地。
一泊でも、思い立った時に気軽に訪れることができるのが、最大の魅力です。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

旅行のハードルを低くし、「気軽に行ってみよう」という気持ちになるのではないでしょうか。
クーポンや割引等の特典などをつけて訴求ができるとより効果的です。

■対策③ 料金や在庫出しに機会損失がないか

対策①②は旅行者に向けてどのようにアピールするか、ということに着目いたしましたが、最後は売上を上げるための細かな施策についてみていきましょう。

ポイント1 在庫はしっかり出ているか

客室数が多い施設や団体が多い施設様は特に在庫がしっかり出せているか、確認をしてみましょう。
団体が入ることを見越してホテル在庫に対してWEB在庫を少なく出していないか、電話受けした予約分を処理するために"とりあえず売り止め"をしたまま浮いた在庫が発生していないかcheck!
苦戦を強いられる今だからこそ、1室1室を最後まで販売できるかで夏の勝負が決まります!

ポイント2 旅行者が魅力に感じるプランラインナップになっているか

施設様によりターゲットはそれぞれ異なりますが、ターゲットのニーズへ合致したプランが販売されているか確認をしてみましょう。

例えば・・・
〇ファミリーターゲット:キッズアメニティを推し出したプラン/お子様料金がお得なプラン/花火や浮き輪の貸し出しなどお子様が楽しめる特典を充実させたプラン 
〇夫婦旅行:夏の食材を贅沢に楽しめるプラン/お部屋で楽しめるドリンク&おつまみセット付きプラン
〇友人同士のグループ旅行:舟盛り・大皿などワイワイ楽しめるプラン/人数が多いほどお得な多人数部屋プラン

また、プラン内容が魅力的であっても、それが旅行者に伝わらなければ意味がありません。
ファーストビューやメルマガなどで打ち出したいキーワードと共に、具体的なイメージ(写真など)で訴求できているかが、予約に直結する重要な要素となります。
 

■まとめ

今回は「梅雨明けまでにできる集客術」ついてご紹介いたしました。
梅雨が明け、いよいよ本格的な夏が始まります。
今回ご紹介した集客術を1つでも実践していただき、たくさんのお客様で賑わう最高の夏を迎えましょう!

6月末ですが、すでに連日猛暑が続いております。
体調管理には十分にご留意いただき、どうか無理なさらずこの夏を乗り切りましょう。

プライムコンセプトでは、ホテル・旅館の支援において1000施設以上の実績を持ちOTA集客の運用サポートも行っております。
集客でお困りのことがありましたらプライムコンセプトまでお気軽にお問合せください!

 

お問い合わせはこちら

  • ツイート
  • facebookシェア
  • B!はてブ
  • G+ google+
  • Pocket

人気の記事