【ホテル・旅館】AIを活用したキャッチコピーや宿泊プランの造成 2025/03/27|スタッフブログ

ChatGPTのサービスを提供しているOpenAIを筆頭に、AI関連のニュースが毎日のように飛び交っています。
一度は耳にした、試してみた方も多いのではないでしょうか。

宿泊業界では世界大手オンライン旅行エクスペディア(Expedia)がAIアシスタント「Romie (ロミー)」を発表し、話題となりました。
Romieは、旅行代理店、コンシェルジュ、パーソナルアシスタントの役割を兼ね備え、ユーザーの旅行計画、ショッピング、旅行予約をサポートするサービスです。
旅行者にとって最適な旅行計画を立てる手助けとなり、自分で調べることなく、情報収集ができるようになります。

ではOTAでどのように活用ができるでしょうか。

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【ホテル・旅館】AIを活用したキャッチコピーや宿泊プランの造成

■AIを活用するメリット

まず始めに、AIを活用する主なメリットをご紹介いたします。

①業務の効率化
データ処理や単純作業を自動化し、業務のスピードと精度を向上させます。例えば、今までお客様からお電話で受けていた質問をAIチャットボットを活用し、人員を割かずとも迅速な対応が可能です。
OTAのクチコミ返信にも利用できれば、考える手間も省けて時短にもなりますね。

②コスト削減
①にも付随しますが、今まで人が行ってきた電話対応や一部フロント業務など、AIを活用することで人件費を圧縮し、コストを削減することが可能です。
フロント業務だけではなく、簡単な清掃であればロボットを導入し、他の業務に人員を充てることもできるでしょう。

③+αのサービスを提供することができる
単純な作業をAIで代用することで、人にしかできないようなサービス・接客の割合を増やすことができます。
例えば挨拶一つをとっても、ロボットだと機械的な冷たい印象に捉えられてしまうかもしれませんが、
人が行うことで好印象となり、お客様の満足度向上やクチコミの高評価へつながることでしょう。

AIの活用により、業務の効率化、コスト削減、データ分析の精度向上、パーソナライズされた体験の提供といった多くのメリットが得られます。
今後も技術の進化とともにさらなる活用が期待できることでしょう。

■キャッチコピーの作り方

では宿泊施設の魅力アピールでとても重要な「キャッチコピーの作り方」について、AIでどのように活用できるでしょうか。
形態の異なるホテル・旅館をもとに、AIでどのように指示を出すのか、どのような文面が生成されるのか、事例をご紹介したいと思います。

①イタリアンやフレンチのレストランが複数備わっている高級価格帯のシティホテル


②海の見える露天風呂がウリの温泉旅館


③アクティビティが充実しているファミリー向けのリゾートホテル


施設の特徴を細かく入れることで、より自施設に合ったキーワードを生成してくれます。
今回は5つ生成するように指示を出してみたので、生成されたキーワードそのまま使わずとも、カスタマイズして使ってみるのも面白いですね。

■宿泊プランの活用方法は?

では宿泊プランではどのようにAIを活用することができるでしょうか。
まずはプランの決め手となる「プラン名」を生成してみたいと思います。
※今回は「夕食のメイン料理が通常のお肉料理から黒毛和牛にアップグレード」という内容のプランで指示を出します。



次にプランを紹介する説明文、今回はどのようなプランなのかを紹介する冒頭の文章を生成してみたいと思います。


既に基本のプランが販売されている場合は、文章をそのまま転記している施設様も多いかもしれませんが、
プランの魅力をアピールするためにもプラン名やプラン説明文はしっかり作りこむ必要があり、
AIはそのキーワードを生成する手助けをしてくれます。

■最後に

人が担っていた業務をAIで代用したり、アイディアや情報収集として使用したり、
AIの可能性は今後の開発で無限に広がっていくでしょう。
適切な使い方をして、コスト削減だけではなく、業務効率化・付加価値の提供ができると
お客様にとっても、現場のスタッフの方にとっても良いものになっていくと思います。

弊社ではホテル・旅館に特化した多言語AIチャットボット「アビチャット」や多言語ツール「アビコン」もご提供しております。
話を聞いてみたい、お困りごとがございましたら下記よりお気軽にお問い合わせください!

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