【海外OTA】春節・旧正月に向けた販売対策はできていますか? 2024/12/12|スタッフブログ

あっという間に12月になり、年末年始も目前となりました。
年を越すとすぐに春節・旧正月を迎え、アジア圏の訪日観光客が増えてくるでしょう。

国内需要が落ち着いて閑散期に入る施設様も多いと思いますが、
春節・旧正月に向けてアジア圏の取り込み対策を強化し、閑散期を乗り越えていきましょう!

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【海外OTA】春節・旧正月に向けた販売対策はできていますか?

■10月の国慶節振り返り

春節・旧正月に触れる前に、まずは10月の国慶節について振り返りたいと思います。

JNTO(日本政府観光局)は、2024年10月の訪日外客数が3,312,000人、
前年同月⽐では31.6%増、2019年同月⽐では32.7%増と、単月過去最高を記録したと発表いたしました。
統計開始以来、過去最速で累計3,000万人突破したということです。
多くの地域で紅葉シーズンとなり、訪⽇需要の高まりがみられたと予測されております。

その中でも10月に国慶節を迎えた中国では、中国最大の旅行予約サイト携程集団(トリップドットコム)によると
国慶節(建国記念日)に伴う大型連休(1~7日)の海外旅行商品の1日平均販売件数が過去最高になったそうです。
コロナ禍前の2019年を上回り、さらに日本への旅行が最も人気だったと発表しております。

また、JNTO(日本政府観光局)の発表しているデータでも、7月から3か月連続で訪日外国人数のトップは中国からの旅行者となりました。

様々なデータから、国慶節の訪日旅行の需要の高さが見受けられますね。
この記事をご覧になっている皆様の予約の取り込みはいかがだったでしょうか?

■2025年の春節・旧正月の動向は?

次に2025年の春節・旧正月についてチェックしていきたいと思います。

そもそもなぜ国内ではなく、インバウンド需要を狙っていく必要があるのか?
観光庁のデータをもとに確認していきたいと思います。

・述べ宿泊者数でみると、国内需要は2019年比では微増な傾向
・外国人述べ宿泊者数は、2019年比大幅増!


(出典:観光庁 観光統計 宿泊旅行統計調査/2024年9月・第2次速報、2024年10月・第1次速報)

上記のグラフから国内需要と比較すると外国人宿泊者数は右肩上がりで、
今後大阪万博や世界陸上選手権大会、夏季デフリンピック競技大会など
様々な大型イベントの開催も発表されているため、需要は増加していくと見込まれます。

では料金設定やプロモーションを効果的に活用していくためにも、
春節・旧正月を迎える国・日程を押さえておきましょう。

・中国
1月28日(火)~2月4日(火) ※最大8連休

・台湾
1月25日(土)~2月2日(日) ※最大9連休

・香港
1月29日(水)~1月31日(金) ※最大3連休

・韓国
1月28日(火)~1月30日(木) ※最大3連休

・シンガポール
1月29日(水)~1月30日(木) ※最大2連休

・ベトナム
1月28日(火)~2月3日(月) ※最大7連休

※参照:https://holidays-calendar.net/2025/calendar/japan_calendar.html

さらに日本政府は訪日中国人のビザ発給要件を緩和する方向で調整していると発表しました。
訪日ビザの申請手続きの簡素化や、有効期間の拡大などが検討されるということです。
ビザの発行が緩和されるだけではなく、中国以外の各航空会社も航空便の増便を発表しており、
日本の空港も設備の拡大や整備など、インバウンド客の受け入れ態勢を整えております。

訪日旅行に行きやすくなると、ますます需要が高まってくるでしょう。

■さいごに

10月の国慶節では中華圏の訪日客が増加し、コロナ禍前の水準に戻りつつありました。
春節・旧正月の大型連休でも訪日客は堅調に戻ってくると予測されます。
予約をしっかり獲得していくため、各OTAのキャンペーンを活用し露出アップ&対策をしてまいりましょう。

・多言語設定ができているか?
・掲載されている情報は最新化されているか?(画像や施設情報設定もこの機会に見直しを!)
・料金は適切な価格で設定されているか?
料金プランやプロモーションだけではなく、上記も見直し・修正ができているとベストです。

弊社ではOTAのインバウンド集客の運用サポートだけではなく、施設様の魅力が最大限アピールできるようなビジュアル改善も行っております。
プロモーションや販売戦略など、OTA集客でお困りごとがございましたら下記よりお気軽にお問い合わせください!

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