【ホテル・旅館】「クマリスク」不安が高まるクマ被害~風評被害への対応と対策事例~ 2025/12/25|スタッフブログ

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【ホテル・旅館】「クマリスク」不安が高まるクマ被害~風評被害への対応と対策事例~

2025年の「今年の漢字」に選ばれるほど、日本国民の関心と不安が高まっている熊の出没と人的被害。
クマの出没件数が過去最多を記録した今年、自施設には関係ないと楽観的に捉えず、現状把握と対応・対策事例を確認しておきましょう。

■宿泊業界への影響

東京商工リサーチが様々な業種の企業6309社を対象に行った「クマリスク」に関するアンケートでは、クマ被害による影響が最も大きいのは「宿泊業(39.1%)」という結果が出ています。
全国ニュースで報道されると周辺エリアのみならず、離れた観光地の宿泊施設でもキャンセルが相次ぎ、新たな風評被害だと悲鳴があがっているのが現状です。

暖冬や人里での活動増加などで冬眠をしない熊も出てきており、長野・白馬などスキー場があり冬がハイシーズンとなる施設でも影響が出ているようです。

国民の不安が高まる中、全国の出没情報などをまとめたサイトも開設されており、過去30日間の活動レベルから注意が必要な地域も確認できるようになっています。

>>全国くま出没マップ<<

観光庁は2025年11月14日に「クマ被害対策パッケージ」を策定し、電気柵、クマスプレー、罠などの資機材購入費の支援などを目的として自治体への交付金を大幅に拡充しました。
補助金については今後詳細が発表されていくと思われるので、情報をチェックしておきましょう。

>>クマ被害対策パッケージ(概要)<<

▼関連記事▼
>>露天風呂に柵、半額補助へ クマ被害多発受け―観光庁<<

■宿泊施設での対応・対策

風評被害を最小限に留めるために重要なのは、安全であることを伝える情報発信と安心感を与える科学的根拠に基づいた対策です。
HP掲載事例とその他の対策事例を取り上げた記事をご紹介します。
中には「熊汁」を売り出して話題になっている施設もあるようです。

公式HP情報掲載の事例
長野県 黒部観光ホテル
新潟県 和泉屋
福島県 花月ハイランドホテル



  「先手のクマ対策」長野県茅野市 親湯温泉
▼「出没がなくても備える」長野の温泉宿が選んだ“先手のクマ対策”。▼
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000049106.html

「ロケット花火による威嚇」秋田県湯沢市 阿部旅館
▼観光地を揺るがす異常出没 200年続く温泉宿がロケット花火で挑む“クマとの共存” 「温泉文化を守る」代表の強い決意【秋田発】▼
https://news.yahoo.co.jp/articles/822e878ea4e682db694d6252176b786d44ec2e32

「宿泊客を巻き込んだごみ拾い」「クマ活コーナー」北海道 知床 北こぶし知床ホテル&リゾート
▼ごみ拾いでクマ対策、宿泊客巻き込み活動…「適正距離」の課題も▼
https://www.yomiuri.co.jp/local/hokkaido/feature/CO079160/20251025-OYTAT50018/

「クマ肉をいかした熊汁を提供」三条市いい湯らてい
▼クマ被害は“クマ肉”で取り返す?「熊汁」を提供する温泉施設「観光業の活性化のために」「駆除されたクマの命を無駄にしないで…」▼
https://news.yahoo.co.jp/articles/685334e36988e327f6505c98b7b1471291bd670a
 

■最後に

今回はクマ対策について事例をご紹介しました。
自分自身やスタッフ、お客様の身の安全を守るためにもクマに遭遇した際の対処方は確認しておきましょう。

>>環境省「クマ類の出没対応マニュアル」<<

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