【海外OTA】中国の大型連休(国慶節・春節)に向けた販売対策はできていますか? 2024/09/05|スタッフブログ

この夏の訪日外国人旅行客では、中国が1位となりました。
2019年のコロナ禍前よりも増加が見込める中国マーケット。

そこで夏の中国マーケットの動向と、秋以降の対策をご紹介いたします。

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【海外OTA】中国の大型連休(国慶節・春節)に向けた販売対策はできていますか?

春~夏の中国マーケットの動向振り返り

観光庁の【インバウンド消費動向調査】2024年4-6月期の調査結果(1次速報)のデータによりますと、
訪日外国人旅行客全体の日本国内での消費額は、2023年同期比73.5%増、2019年同期比68.6%増という結果になりました。

国籍・地域別では、中国が4,420億円(構成比20.7%)とシェアを占め、次いで米国2,781億円(同13.0%)、
台湾2,639億円(同12.4%)、韓国2,232億円(同10.4%)、香港1,743億円(同8.2%)となっています。





出典:「インバウンド消費動向調査」(国土交通省 観光庁) https://www.mlit.go.jp/kankocho/tokei_hakusyo/gaikokujinshohidoko.html


さらに日本政府観光局(JNTO)の速報値によると、2024年7月の中国人旅行客数は約77万人と発表。
2023年7月と比べると47.8%も増加しており、今後も増加することが見込まれます。

中国人旅行客の増加の背景には、航空路線の便増加や桜シーズン・労働節休暇やビザ申請の緩和などの影響が考えられます。
円安により、割安感を感じられることも旅行需要の回復を後押ししたようです。

では秋以降の訪日中国人旅行客の動向はどのようになっていくでしょうか。

■秋の『国慶節』、来年の『春節』の動向は?

春・夏の中国人旅行客数の増加について触れてまいりましたが、
これから秋に向けても、中国では『国慶節』などの大型連休が始まり、たくさんの中国人旅行客が日本に訪れることが予想されます。
さらに今年はコロナ禍収束後初の国慶節となりますので、動向をチェックし、対策をすることが重要となります。

~大型連休の日程~

●2024年 国慶節
10月1日(火)~7日(月) 最大7連休

●2025年 春節
1月28日(火)~2月3日(月) 最大7連休


Trip.comグループによると、「2024年第2四半期のフライトサーチ(航空便検索)目的地は1位日本、2位タイ、3位韓国、4位香港、5位シンガポール。
同四半期の宿泊予約目的地は1位日本、2位タイ、3位韓国、4位マレーシア、5位香港」と紹介しています。
(引用:観光経済新聞)
https://www.kankokeizai.com/trip-comグループ、上海でグローバルカンファレンス「env/

中国各航空会社の航空路線の便増加計画も発表されており、
秋以降も訪日中国旅行客は増加が見込めると予測されます。

また以前まで中国人旅行客といえば「爆買い」「団体旅行」というイメージがあったと思いますが、
現在は「旅先での体験」「個人旅行」とニーズが変化しており、
自社ホームページやOTAなど、宿泊施設での対策も必須になってくるでしょう。

既に2025年春節の予約も動き始めています。
客室の在庫出し、料金設計の見直しは出来ていますでしょうか?
大型連休を意識した対策は早めに検討し、プランの選定や料金設計、プロモーション設定をしていく必要があります。

各OTAでは大型連休に向けたキャンペーンも展開を予定しております。
露出効果の高いキャンペーンも多く揃っておりますので、この機会にぜひご活用ください!

■まとめ

2019年を上回る勢いで需要が増えつつある中国マーケット。
特に大型連休は訪日観光客も大幅に回復する見込みなので、
予約の取りこぼしのないよう、OTAのキャンペーンを活用し露出拡大&対策をしてまいりましょう。


プライムコンセプトでは、ホテル・旅館の支援1000施設以上の実績を持ち
OTA集客の運用サポートも行っております!
お困りごとがございましたら下記よりお気軽にお問い合わせください!

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