【第328回】WEB集客最前線(人材不足攻略⑤補助金 最新情報) 2024/04/24|コラム
【第328回】週刊観光経済新聞掲載の、弊社取締役副社長 内藤英賢によるWEBマーケティング インターネット徹底集客の記事のご紹介です。
今回のテーマは、WEB集客最前線(人材不足攻略⑤補助金 最新情報)について。
今号では人材不足攻略の補助金の最新情報について紹介したい。
観光庁より「観光地・観光産業における人材不足対策事業」の公募がスタート
直近であれば、観光庁より「観光地・観光産業における人材不足対策事業」の公募がスタートした。以下概要である。
①内容について:宿泊施設において、人手不足の解消につながるようなシステム導入や設備投資
②補助額について:補助率は1/2で、上限額は1施設あたり500万。
③受付期間(一次)について:令和6年3月29日~令和6年5月31日。となっている。
具体的な対象となるものは、募集要項にも記載があるが、スマートチェックイン機、チャットボット、PMS、レストラン等の配膳ロボット、清掃ロボットなどである。その他にも人手不足の解消につながると思われる設備や備品購入なども対象となるとされていることから、該当しそうなものを考えて期間が短いので、すぐにでも実行に移して欲しいと思う。
テクノロジーを駆使して極力、省人化を試みる
これまでに述べてきたとおり、採用マーケティングも大事であるが、同時に人口減少が続く日本においては、テクノロジーを駆使して極力、省人化を試みるというのも大事な対策である。
なお、細かな募集要件は要項をご覧頂きたいが、昨年にも本コラムで紹介した「経営ガイドラインに基づく登録制度への登録」は条件に含まれているので、こちらに関してはやはり登録をしておかれることが望ましい。
中小企業庁より「中小企業省力化投資補助事業」も公募が開始
また、似たような内容ではあるが、中小企業庁より「中小企業省力化投資補助事業」も公募が開始されている。こちらも省人化につながる設備投資が対象になるが、補助額が1/2、上限1000万までと額が大きくなっている。補助対象内容も自動チェックイン機、配膳/清掃ロボットなどは同じであるが、スチームコンベクションなども対象となっているので調理関係でこちらを検討してみることもお勧めする。
令和6年度がスタートしたばかりなので、これからも続々と有益な補助金がリリースされることかと思うので、是非とも有効活用して欲しい。
無理やりの導入は本末転倒なので注意
ただし、一点だけ気を付けて欲しいのは、補助金を使うために無理やり導入するというスタンスを稀に見かけるが、それは本末転倒である。
(株式会社アビリブ・株式会社プライムコンセプト 内藤英賢)
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