同伴係数(DOR)アップで利益につなげる|宿泊施設必見! 2022/12/22|スタッフブログ

こちらは、OTAにおけるマーケティングや煩雑で面倒なプラン入力を一括管理で代行する「WEB集客サポートサービス」のスタッフが、
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同伴係数(DOR)アップで利益につなげる|宿泊施設必見!

なぜ同伴係数アップが重要なのか?

同伴係数とは、1室あたりに平均して何名宿泊したかを示す数字です。
英語で「DOR」と呼ばれます。

通常、旅館様では和室など1部屋辺りの宿泊可能人数が多いため、値も高くなりますが、逆にビジネスホテル様などはこの値が低くなります。

例えば、宿泊人数が200名、販売客室数が90室のときには
200名÷90室=2.22名
1室辺り平均して2.22名様になります。

「客単価をもっと上げたい」「室単価をもっと上げたい」といったお声を耳にする機会が増えてきました。
もちろん、それぞれ方法はありますが、今回は、手軽で意外と見落としがちな設定の見直しをご紹介させていただきます!

 

子供受け入れ設定について

以前の記事でもご紹介させていただきましたが、「子供受け入れ設定」がきちんとできていない施設様を多くお見かけします。
特にホテルタイプの施設様は、ベッドの添い寝トラブルから、受け入れ設定をあえてしていない、設定なしにしているケースが多いように感じます。

下記の記事で詳しくご案内しておりますが
【第15回 WEB集客サポート】“この設定”きちんと出来ていますか? <子供受け入れ設定>編

同伴係数を上げるために、せっかくカップルプランやファミリープランを作っていても、子供受け入れ設定がきちんとされていないと、そもそも検索で施設様がヒットしません。

トラブルが起こるので、受け入れ設定しない→受け入れ不可、にするのではなく、きちんとした情報を記載して、お客様にご納得いただいた上で、子供受け入れを設定していきましょう。

お子様のお食事について

■まずは情報を記載

こちらもよくある事例ですが、一括りにお子様のお食事と言っても、小学校高学年のお子様と3歳のお子様では、食べる量も食べたい内容も変わってきます。

実際に、お子様用のお食事を既に2タイプ用意できている施設様では、電話予約の場合はヒアリングして、お客様に詳細をご案内できるのですが、WEBでの販売、特にOTAでの販売では、限られた設定の中でどうずれば最適化できるのか非常に悩ましいところです。

既に2タイプ用意できている施設様は、HPやOTAのフォトギャラリーに、お子様用のお食事が2タイプきちんと情報が載っているか?をまずはご確認ください。
実は2タイプあるが、どこにもその情報が載っていないといったケースをよくお見かけします。


■区分で料理決め打ち

OTAごとに設定が変りますが、じゃらんなどは、小学生で区分が一括りにされているので、設定が悩ましいところです。
設定の変更、ルール決めで、同伴係数や室単価が上がった事例がありますので簡単にご紹介させていただきます。
 

お子様のお食事について/事例

【概要】
子供用の夕食が、小学生用のミニ会席と幼児用のお子様ランチが元々あったが、WEBでは細かい設定ができず販売できていなかった。



子供料金の見直し 区分で料理を決め打ちにした
<ルール>
・大人で予約→大人料理を用意
・小学生で予約→小学生用の食事を用意
・幼児食事ありで予約→幼児用の食事を用意


予約時の区分で料理決め打ちにしてしまいます。
もちろん、プランにもその旨を記載する必要があります。

【結果】
・同伴係数/実施前:約1.75名 → 実施後:約1.98名
・室単価/実施前:15,840円 → 実施後:22,070円


主に旅館タイプの施設様では有効な方法と思われますので、せひ参考にされてください!

添い寝について

ホテルタイプの施設様で良く起こるトラブルは、、、
・ダブルルームに大人2名と添い寝2名の予約が入った
・ツインルームに大人1名と添い寝1名の予約が入り、添い寝のお子様がベッドを使ってしまった

などなど、多くは定員のトラブルが多いと思います。

各お部屋それぞれの説明文に、ベッドの数を記載し、「未就学児のお子様の添寝は〇名までです」「添い寝の人数は大人1名につき1名まで可能です」といった注意文を載せる事で、トラブルを減らせるのではないでしょうか。

ベッドの場合は、大人でも子供でも利用があればその分メイクのコストが発生しますので、ベッドを使えば大人と同額といった設定でも問題はないと思います。
幼児食事あり布団なしや、幼児食事布団なし、いわゆる添い寝のお子様がベッドを使用された場合に備えては、入館料という形で、1000~3000円など、設定するのもありです。

まずはきちんと料金を設定するところからはじめましょう!

最後に

実際に、上記の「お子様のお食事の設定」や「添い寝の設定」を改めて見直すことによって、同伴係数が上がり、室単価が上がったケースが多くあります。

ファミリーの受け入れに寄り過ぎましたが、、、

同伴係数アップ → 1室あたりの宿泊人数が増える → 1室あたりの単価が上がる

という事で、今一度設定の見直しをご検討ください!


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 

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