【第113回】WEBマーケティング ユニファイドキャンペーン 2014/11/26|コラム

弊社社長の的場による、週刊観光経済新聞のコラム。
PPC広告についての連載中。PC・スマホ・タブレットなど、異なるデバイス別に最適なPPC広告を一度の操作で配信できるユニファイドキャンペーンの利用方法を解説。

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【第113回】WEBマーケティング ユニファイドキャンペーン

今回はユニファイドキャンペーンについて解説する。
ユニファイドキャンペーンは、2013年7月に全面的に切り替えられた新しいキャンペーンの仕様であり、デバイスの多様化(マルチデバイス)
に対応して、より高い広告効果を得るためのキャンペーンとなっている。グーグルではエンハンストキャンペーンと呼ばれている。

マルチデバイス化とは、例えば自宅ではPC、通勤移動中にはスマートフォンやタブレットを利用するなど、検索に利用するなど、検索に利用されるデバイスの
多様化が進んでいる状況のことである。

それまでのキャンペーンでは、デバイス(PC、タブレット、スマートフォン、モバイル)別に配信をする際、異なるキャンペーンを設定する必要があったが、
ユニファイドキャンペーンでは、一つのキャンペーンで全てのデバイスに広告配信が可能となった。

なお、2014年5月にスポンサードサーチのモバイル向けサービスの提供は終了している。
ユニファイドキャンペーンは、入札価格の設定方法に特長があり、スマートフォン用の入札価格の設定は、PC、タブレットの入札価格に対して、スマートフォン
入札価格調整率で設定する。

入札価格調整率は1%単位で、引き上げ率は0%から300%、引き下げ率は1%から90%の範囲で設定する。スマートフォンに広告を配信しない場合は、
「引き下げ率100%」と設定する。PC、タブレットの入札価格は共通であり、個別調達はできない。
スマートフォンだけに広告を配信することはできないが、個別の広告に優先デバイスとしてスマートフォンを設定すると、優先して広告を配信できる。
スマートフォン入札価格調整率の設定はキャンペーン単位、または広告グループ単位で設定を行う。
両方で調整率を設定した場合は、広告グループの設定が優先される。

インプレッションやクリック数、コンバージョン数はデバイスごとに確認できる。
コンバージョン率が低いデバイスへの広告配信を見直すことで、
全体のコンバージョン率を上げることが可能である。

【週刊観光経済新聞様】HP

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