【第119回】WEBマーケティング PPC講座<運用管理3> 2015/03/17|コラム

弊社社長の的場による、週刊観光経済新聞のコラム。
PPC広告についての連載中。今回は効果測定に有効な主要指標について解説しています。

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【第119回】WEBマーケティング PPC講座<運用管理3>

今回のPPCの主要指数の確認について解説する。
まず広告のインプレッション数とクリック数を確認する。表示された広告がどの位クリックされているのか(クリック率)、クリックの単価がいくらであるか(クリック単価CPC)の確認が重要である。

クリック率は一般的に1%を超えるキーワードであれば、有効と判断する。
もしクリックされていないキーワードがある場合は、アカウント全体の評価にも影響するので、配信停止するようにしたい。

クリック率を高めるためには、掲載順位を上げる、あるいは広告文を見直す必要がある。

クリック単価は、自分の広告の品質インデックスと一つ下位に表示される広告ランクの関係で都度計算される値である。
入札価格よりは低くなる金額であり、第117回でも解説したように、
品質インデックスが改善されると低下する値であるから、キーワードと広告やリンク先のページとの関連性などを改善していくことの積み重ねが結果として、クリック単価の低減に効果があると言える。
まずは、キーワードを広告のタイトルまたは説明文に必ず配置するようにしていただきたい。

クリック単価が低減できれば、同じ広告予算でもより多くクリックされることが可能となるので、クリック率とクリック単価は広告コストと合わせて常に注目していただきたい。

次に、コンバージョン数、獲得単価(CPA)とコンバージョン率を確認する。
予約完了数など、設定したコンバージョンが正確に計測できていない場合は、コンバージョンダグが正しく設置されていない
場合があるので、チェックしていただきたい。
獲得単価は第106回の目標設定で解説したように、施設ごとに適正値が異なる。
獲得単価が目標より高い場合は、クリック単価を下げるか、コンバージョン数を増やす(コンバージョン率を上げる)必要がある。コンバージョン数を増やすためにはインプレッションを増やし、クリック率を上げる対策が必要となる。

次回はコンバージョン数を増やすため、キーワード設定について解説する。

【週刊観光経済新聞様】HP

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