【第120回】PPC講座<運用管理4> 2015/04/01|コラム

弊社社長の的場による、週刊観光経済新聞のコラム。
PPC広告についての連載中。今回はキーワードの設定方法について例を交えて詳しく説明しています。

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【第120回】PPC講座<運用管理4>

今回はコンバージョン数を増やすためのキーワードの設定について解説する。
第110回「キーワードの設定とマッチタイプ」において、最初はなるべく多くのユーザーに検索しやすい、
類義語を含む「部分一致」をおすすめした。しかし、インプレッションは多くかせげるが、
「部分一致」の場合は、予期しない検索語句でも広告が表示されてしまうことがある。
例えば、「〇〇温泉」「〇〇温泉旅館」というキーワードの場合を想定する。
「〇〇ランキング」「〇〇温泉源泉かけ流し」など、登録したキーワードとは異なる検索語句でも広告が表示される。
「部分一致」は登録キーワードの一部が含まれている場合や類義語で検索された場合に広告が表示されるからである。

では実際にどのような検索語句で検索された場合に広告が表示されているか。

設定したキーワードの検索クエリーを表示してみると、驚くほど関係がない検索語句でも広告が表示されていることが分かる。
今まで、クリック率が高いキーワードだと考えていたキーワードが実は、
想定していなかった検索語句の場合に広告が表示されていた、ということもあり得るのである。
これが「部分一致」を設定した場合に注目しなければいけない点である。

では、どのようにしたらよいであろうか。一つは、広告が表示されてほしくない検索語句を、
「除外キーワード」として登録することである。
先の例では、「ランキング」「源泉かけ流し」を登録する。
この際注意する点は、「排除キーワード」にもマッチタイプがあり、「部分一致」を指定すると、
今度は表示してほしい検索語句の場合があることである。マッチタイプは「フレーズの一致」に
設定しておくといい。

また、「〇〇温泉 求人」「〇〇温泉 地図」など、広告を表示させたくない語句との組み合わせについては、あらかじめ「求人」「地図」を除外キーワードとして登録するとよい。

「部分一致」に慣れてきたら、「フレーズ一致」や「完全一致」も利用してみよう。
広告が表示される回数は減少するが、無駄なクリックを防ぐことができる。
有効なクリックが増えると、結果的ににはコンバージョン率が向上するので、コンバージョンを増やす効果がある。

【週刊観光経済新聞様】HP

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