【第125回】WEBマーケティング アクセス解析での計測3 2015/06/15|コラム

弊社社長の的場による、週刊観光経済新聞のコラム。
PPC広告についての連載中。今回は特に必見!2016年の3月までに対応すべきグーグルアナリティクスのタグ変更について解説。

  • ツイート
  • facebookシェア
  • B!はてブ
  • G+ google+
  • Pocket

【第125回】WEBマーケティング アクセス解析での計測3

今回はアクセス解析ツールを利用する際に注意すべき事項について解説する。
グーグルアナリティクスのタグ(コード)には複数の種類があり、最新版はユニバーサルアナリティクスと呼ばれている。
2014年の4月にリリースされている。
この最新版のリリースに伴い、今まで利用されてきた複数のタグ(旧タグと呼ぶ)は、来年2016年3月までにサポートが
終了するとグーグルがアナウンスしている。

つまり、旧タグでのデータ計測は来年の3月までに終了することになる。このため、旧タグを利用している場合は、ユニバーサルアナリティクスのタグに差し替える、あるいは追加設置する必要がある。
タグを差し替える、つまり同じIDコードを利用する場合は、それまでに収集してきたデータの継続性が保たれる。
これに対して、新たなIDコードを取得した場合は、旧タグとの併存が可能であるが、それまで収集してきたデータとの連続性は失われることになる。
なお、旧タグのままユニバーサルアナリティクスタグに変更しない場合、データの収集はできなくなるが、既に収集した
データは、サポート終了後最低2年間は処理されるようである。

3回にわたり、PPC広告経由のHPへの訪問を計測するために必要かつ重要なポイントを解説してきた。
この中でも今回の内容は来年の3月までに必ず対応していただきたい。また、タグの更新に伴い、
アナリティクス側でも必要な設定、例えば自己参照を除外する「参照元除外リスト」など、必須の設定がある。
もしアナリティクスのタグを更新しないと、知らない間にデータ収集が停止していた、ということになりかねない。
HPの管理担当者にタグの更新が済んでいる
かどうかを確認するとともに、アナリティクス側の設定も完了しているかどうかを確認することをお勧めする。

本連載では、PPC広告の基本と運用について解説してきた。
PPC広告は常に進歩しており、新たな機能や広告がどんどん追加されている。
新しい情報収集を怠ることなく、PPC広告を活用して、自社サイトからの予約数増加を図っていただきらい。

【週刊観光経済新聞様】HP

  • ツイート
  • facebookシェア
  • B!はてブ
  • G+ google+
  • Pocket

人気の記事