【第23回】WEBマーケティングの潮流 2011/02/10|コラム

週刊観光経済新聞にて、弊社社長の的場が「インターネット徹底集客」と題したコラムを掲載しています。

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【第23回】WEBマーケティングの潮流

明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます。
昨年から連載を始め、お陰様で多くの方にお読みいただいているようで、書き手としては感謝の一言に尽きる。
年頭ということで今年のWEBマーケティングの潮流について述べたい。

その前に、WEBを中心に昨年を振り返る。
各施設にとっては、WEB予約が主流になると確信した一年であった。
この流れを感度よく察知し、早め(3年以上前)に取り組んだ施設は成功路線に乗り、後から取り組んだ施設は追いかける形となり厳しい戦いとなっていた。
また、宿泊施設がWEBマーケティングをよく学ばれた一年でもあったように感じる。
その結果、表面上の勉強では通用しないマーケット(他社も同様に勉強している)になった。
情報発信ツールとして、ツイッターやフェイスブックも利用者が急増した。
IT業界では、SNS大手の無料ゲームが大ブレイクした。

また、年末の忘年会販促時期に合わせて、飲食業界を中心にクーポンサイトがメディアに大きく取り上げられた。
最後に、ヤフーの検索エンジンがグーグルに統一されたようだ。
これだけ挙げてもWEBにおける一年での動きの早さがよくわかる。
今年は、WEBマーケティングがより深くなっていくことは間違いない。
それぞれのチャネルをどう生かすか、自社のホームページでどのように表現するか、一段奥に進む施設が中期的にお客様に評価される施設になっていくだろう。

自社ホームページに限っては、普通に運用していると、予約売上が前年を下回る施設が増えてくるであろう。
どうすれば自社ホームページで予約していただけるか、ということが今後の大きなポイントとなる。
キーワードは「独自の付加価値」である。
WEBの売上が、施設の総売上にますます大きく左右してくる一年になる。
WEBマーケティングを勉強して、取捨選択して、速やかに実行してほしい。年末に笑顔になるために。

(株式会社アビリティコンサルタント 的場弘明)

【週刊観光経済新聞様】HP

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