【第30回】WEBマーケティング 観光地プランの有用性 2011/04/26|コラム

週刊観光経済新聞にて、弊社社長の的場が「インターネット徹底集客」と題したコラムを掲載しています。

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【第30回】WEBマーケティング 観光地プランの有用性

今回のテーマは「観光地プラン」の有用性についてである。
大切な視点であるにも関わらず、あまり活用要されていない商品であるように思われる。
多くの施設が「食事が美味しい」「景色抜群」など、自施設を売り込むことには長けているように見受けられる。
しかしながら考えて欲しい。

お客様が旅行に行くときにその施設だけが目当てでいくであろうか。
そういう場合もあるが、多くのお客様は周辺の観光地も楽しむ、あるいは「その観光地に行きたいので宿を探している」のではないだろうか。
そこで、有用となるのが観光地やレジャースポットをタイトルに冠した、あるいはプラン内で訴求した観光地プランが有効となる。
観光地プランの有用性は第一に検索性が高まることだ。
お客様が検索する際に「観光地+宿」といった切り口になることは容易に想像がつく。
観光地を含んだプランがあれば当然、候補として表示される訳である。
また、入場券を付随したプランなどは結果的に商品単価も上がり、高単価プランの造成にもつながる。

また、前述したがお客様の旅行目的と合致することも多いため、別の切り口から検索してたどり着いたお客様にも「この名所が近いんだ」ということで予約の後押しになる効果がある。
その造成方法はいたって簡単だ。
テーマパーク入場券(割引券でも入場券でもかまわない)をお付けして通常のプランに乗せるだけである。

少し応用だが、このプランは集客商品にもなる。
例えば「紅葉見納めプラン!期間限定2000円引き」などである。シーズン後半の入れ込みの底上げ及び、紅葉が有名で、しかもまだ見られるという観光訴求が同時に可能となるのである。
自施設の魅力だけでは限界がある。
上手に周辺の観光資源も自施設の資源にしてしまい、プラン造成に励んでいただきたいと思う。
それが結果的にはお客様にとっても親切な行為となるからだ。

(株式会社アビリティコンサルタント 的場弘明)

【週刊観光経済新聞様】HP

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