【第40回】WEBマーケティング 1人専用プランの重要性 2011/09/27|コラム

週刊観光経済新聞にて、弊社社長の的場が「インターネット徹底集客」と題したコラムを掲載しています。

  • ツイート
  • facebookシェア
  • B!はてブ
  • G+ google+
  • Pocket

【第40回】WEBマーケティング 1人専用プランの重要性

今回は「記念日プランの活用法」について述べたい。
言わずもがなであるが、旅行と記念日というのは非常に相性がよい。
誰かの誕生日であったり、結婚記念日であったりと特別な日であれば、休日以外でも人は旅行に行こうと強く動機付けられる。
また、記念日のお客様たちは通常よりも多めの予算をとり、特別な日を最大限に満喫しようとされるので、単価の高い、昨今において非常にありがたいお客様の層となる。

つまり求められるのは付加価値をたくさんつけた高単価商品の造成である。
代表的な付加価値の例としては、花束やホールケーキ、乾杯用のワイン(グラスでもボトルでもよい)記念フォト、お祝い特別料理などである。
後は、お客様を自分たちの宿ならではのもてなしの観点から、独自の演出を考えて頂きたい。
これらを基にして、思い切った価格設定にして頂きたい。
高単価がプレミアム感につながるのである。

また、一口に記念日と言っても種類は様々である。
誕生日、還暦、結婚記念日、定年退職祝い、新婚旅行など厳密に言えば、それぞれに合わせたプランが必要ではあるが、まずは一つ「記念日プラン」を作成し、「どんな記念日かはご相談してください」とお客様ニーズに沿ってプラン内容をカスタマイズして欲しい。
また、「親孝行で両親に旅行をプレゼント」のような少し変則的な記念日プランも有効だ。
著名な施設や高級な施設は特に記念日プランに向いている。

また、定宿として使ってくださっているお客様に記念日プランのご提案ができれば、普段よりもグレードの高い客室に泊まっていただき、グレードの高い料理を召し上がっていただき、記念日を演出できれば、顧客満足度も上がり、さらなるロイヤルカスタマーになって頂けるであろう。
記念日需要を掘り起こせれば、平日に高単価のありがたいお客様の層を取り込める。是非、取り組んで頂きたい。

(株式会社アビリティコンサルタント 的場弘明)

【週刊観光経済新聞様】HP

  • ツイート
  • facebookシェア
  • B!はてブ
  • G+ google+
  • Pocket

人気の記事