【第41回】WEBマーケティング 料理プランの活用法 2011/10/11|コラム

週刊観光経済新聞にて、弊社社長の的場が「インターネット徹底集客」と題したコラムを掲載しています

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【第41回】WEBマーケティング 料理プランの活用法

今回は「料理プランの活用法」について述べたい。
旅行の醍醐味の一つとして美味しい料理に舌鼓を打つということは言わずもがなである。
その料理を最大限活用して集客に努めたい。
料理によってプランの価格に差をつけることが一番、理由がつけやすい。
原価のかかった美味しい料理だから高単価の商品です、というロジックは実に分かりやすい。
従って、料理コースを設けることは「価格帯を増やす」「商品構成を増やす」というWEB販売における重要事項において、中心的な役割を果たすことになる。まずは、スタンダードコース、ワンランクアップコース、フルコースの3つを設けることをお勧めする。
これらをベースにターゲットや付加価値の足し引きでプランは無数に造成できる。

しかしながら、あまりコースを増やしすぎてもいけない。
当然のごとく、原価管理が難しくなるからである。
まずは3コース程度設けることが大事だ。
料理プランは商品構成の中でも花形であり、有名食材を擁する施設は、それを冠したプランを作ることがダイレクトに集客につながる。
集客に結びつくような食材や料理を持ちながら、プランタイトルに表示しない施設もよく見受けるが、大きな機会損失である。
また料理プランの上手な活用法は単なる値下げも食い止める。

例えばスタンダードコースの中から、お品数を減らしてその分、販売価格を下げればお客様にとっては分かりやすい。
且つ、「宿の料理は多い」と感じているシニア層や女性客にとってはマッチングしたプランになる。
また上記の変形版で、「量より質」を重視したプランがある。
こちらも、量は食べられないが、上質なものを食べたいというご年配のお客様に人気である。
その他にもメイン料理が選べるプラン等も人気がある。
旅行の醍醐味は料理にあり、だからこそお客様は多くの選択肢の中から、選びたいという欲求がある。
その思いをうまく汲み取り料理プランを活用して欲しい。

(株式会社アビリティコンサルタント 的場弘明)

【週刊観光経済新聞様】HP

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