【第53回】WEBマーケティング クレジット決済と現金決済プランの活用法 2012/05/10|コラム

週刊観光経済新聞にて、弊社社長の的場が「インターネット徹底集客」と題したコラムを掲載しています。

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【第53回】WEBマーケティング クレジット決済と現金決済プランの活用法

今回はクレジット決済プランと現金決済プランの正しい活用方法を述べたい。
現在、宿泊施設における決済手段は「現地現金決済」「現地カード決済」「オンラインクレジット決済」の3パターンがある。
それぞれの特性を捉えた正しい施策を打たないと機会損失を招くので、きちんと対応したい。
まず「現地現金決済」であるが、カード決済手数料がない分、当然施設側にとっては一番望ましい。
しかし、キャンセル料徴収の泣き寝入り、ノーショーリスクが伴う。
また、現金決済のみとするとカード決済専門のお客様(法人カード所有者 カードポイントコレクター 現金忌避者)を取り逃がすという機会損失を招くことになる。

一方「オンラインクレジット決済」は、手数料は発生するものの、現地カード決済よりも手数料が割安で、キャンセル料を規定通り徴収できるメリットがある。
最後の「現地カード決済」は、施設にとっては3つの決済手段の中で、一番高い手数料が発生する。
しかし、お客様ニーズは高く、現地カード決済ができないとなると、施設への不満足要因になり、ひいては候補施設から外れてしまうことにもなりかねない。

それぞれの決済手段の特徴を踏まえ、下記のようなプラン構成が望ましいといえよう。
大多数のプランは全ての決済方法が可能な設定にすること。

早割りプランに関してはプラン構成上最も安く設定し、且つオンラインカード決済限定にすること。
早割りで且つオンライン決済(キャンセル料が必ず徴収される)なので、一番安いというロジックである。
インバウンドもノーショーリスクを加味して、オンライン決済限定にしなければいけない。

一方、原価が比較的高くかかっているプランやわけありプランなど、格安に提供しているプランに関しては現金限定にする。
通常よりお得なので現金限定というレートフェンスである。
各決済手段には一長一短あるので、上手く利用してお客様を取り込んでいきたい。

(株式会社アビリティコンサルタント 的場弘明)

【週刊観光経済新聞様】HP

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