【第54回】WEBマーケティング 今夏のプランの考察 2012/05/24|コラム

週刊観光経済新聞にて、弊社社長の的場が「インターネット徹底集客」と題したコラムを掲載しています。

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【第54回】WEBマーケティング 今夏のプランの考察

今回は今年の夏のプランについて考察したい。
今年の夏も計画停電の可能性などを含めて節電の動きが社会全体としてある。
そこで有効になってくるのは「節電プラン」を有効活用することである。
具体的にはエアコンなどを使う代わりにサーキュレーターや扇風機などを設置した部屋で過ごしていただき、その分価格もリーズナブルに設定する等の試みをすることである。
様々な涼感グッズを備えることも有効である。
お客様も昨今の流れから節電に関心や理解のある方も多く、実際にこれからの季節であると、エアコンをいれるほどではないが、何もしないと少し暑いという時期になるので、少しリーズナブルに設定した節電プランはお客様にとってもメリットが高い。

また、施設としても無尽蔵にエアコンを使われるよりは、電気代も節約できるメリットがあるし、節電に意識して取り組んでいるという施設イメージの上昇も多少なりとも効果がある。
一方、社会全体の節電の中で今年の夏はより涼しい地域で夏の旅行をと考えるお客様が増えるであろうことは想像に難くない。
避暑地と呼ばれる地域は改めてその対策をきちんとしておきたい。
具体的にはWEBを使用した避暑地としての訴求や単純に避暑を訴求したプランの作成である。
または、今年の夏は丸々避暑地で過ごそうというお客様たちのために連泊プランや長期滞在のプランの作成、あるいは周辺の観光地を絡めた滞在の過ごし方(例えば、涼を感じる渓谷散策や鍾乳洞系の洞窟の案内など)の提案など、しっかりと対策をしておきたい。
上記は高原などの避暑地に限られるようなイメージであるが、海辺の施設であれば海辺でのバーベキューや水を使った涼感の提案など考えようによっては無数にある。
そもそも等計画停電や節電の促進は、ややもすると施設にとってはマイナスになりそうな話題であるが、プラスの商機と捉えて最大活用し、集客に努めて欲しい。

(株式会社アビリティコンサルタント 的場弘明)

【週刊観光経済新聞様】HP

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