【第74回】WEBマーケティング 2013年GWの考察 2013/04/08|コラム

週刊観光経済新聞にて、弊社社長の的場が「インターネット徹底集客」と題したコラムを掲載しています。

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【第74回】WEBマーケティング 2013年GWの考察

今回は「2013年GWの考察」について述べたい。
段々と暖かくなり、お客様の動きが活発になってきており、GWやその付近の予約もWEB上で見られるようになってきた。そこで、今年のGWについて考察をしてみたい。
まず、今年のGWは非常に読みやすい日程であると多くの方が感じているのではないだろうか。
なぜならば、日並びが去年とほとんど同じ構成であるからだ。
4月27日28日の前半のピークがあり、29日~2日まで中日があり、5月3日4日5日と2回目のピークがやってくるという具合である。
去年、27日~6日を通しで、ピーク日やそれに近い料金で設定していた施設は中日に埋まりきらないという状況が続発したため、今年の各施設を見ていると29日~2日を平日料金並みに抑えている施設が目立つ。

お客様の動きとしては、27日~6日までの大型連休になっている方は、逆にこの中日を狙って宿泊需要が動いている。
日本中で客室が足らなくなる5月3日4日の集中日の緩和という点では良い方向に作用しているように思う。
もう一つの傾向としては、より細かなレートコントロールが目立つ。
『去年の動きを参考に我が地域は例年、少し弱めだから28日は落とそう』であるとか、『5月2日は逆に需要があるから料金アップをしておこう』などと、料金カレンダーを観察していると、各施設の思いが感じられて興味深い。
即時にレートコントロールができるWEBならではの緻密さである。

プラン上では、やはりGWの早割が隆盛で、中日を狙ったズラ得(ズラしてお得)が顔を揃える。
また、近年の傾向であるが、以前に述べたオンラインカード決済限定の早割プランも散見されるようになり、GWの早期予約を固め、例え直前でのキャンセルがあってもキャンセル料をきっちりと徴収し、売上を落とさぬ工夫をしている。
春先一番の勝負ポイントは既に始まっている。是非、過去の教訓を活かして売上最大化を図って欲しい。

(株式会社アビリティコンサルタント 的場弘明)

【週刊観光経済新聞様】HP

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