【第128回】WEBマーケティング 動画コンテンツの有効活用 2015/07/28|コラム

弊社社長の的場による、週刊観光経済新聞のコラム。
動画コンテンツの有効活用について解説。
直帰率が20%を切った例もあるという。

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【第128回】WEBマーケティング  動画コンテンツの有効活用

今号では昨今のHPにおける動画コンテンツについて述べたい。
動画コンテンツ自体は、昔からあり決して珍しいものではない。
しかし昨今において動画コンテンツを利用する施設が増えてきた。
その背景と有効的な利用方法について考察していきたい。
まず、動画コンテンツが増えた理由として大きいのは技術の発達により動画をHPに組み込んでも重たくならなくなったという点が挙げられるであろう。

次に動画自体が誰でも簡単に撮れるようになったという点も大きい。
さらに、その動画自体を公開したり情報拡散したりすることもYouTubeを始めVineなどのアプリが多数出現したことにより、一層人々にとって身近なものになった。
こうした背景を元に、動画コンテンツを利用する宿泊施設が増えてきたのである。

次に動画の有効的な活用方法について述べたい。
動画の優れた点はやはりその臨場感を伝える力が圧倒的に優れている点にある。
温泉の湯口の様子や食事の様子など写真では表現できない部分を表現することに非常に長けている。
従ってこれらの動画を温泉や料理ページ等に組み込んだりすると非常に魅力が伝わり易くなるのである。

また、モデル等を使用した過ごし方動画を撮ると、実際に自分がその施設へ旅行しているような疑似体験をさせやすく、「行ってみたい」というお客様の意識を高めることができるのである。
従ってメインイメージ等で使用すると、一瞬でお客様の心を掴むことができるのである。
ある施設では動画をトップページに使用したところ、HPの直帰率が20%を切った事例もある。

また、最近ではドローンを上手く活用した動画コンテンツを使用している施設もある。
賛否両論があるドローンであるが、法規制を守りきちんと使用すれば、雄大な大自然など決して通常では撮影できないダイナミックな動画を撮ることができる。
今後ますます、動画による魅力のPRが増えることは明白であるので、是非積極的に取り組んでいって欲しい。

(株式会社アビリティコンサルタント・株式会社プライムコンセプト 的場弘明)

【週刊観光経済新聞様】HP

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