【第133回】WEBマーケティング HPの最新トレンド(観光ページを見直そう) 2015/10/20|コラム

弊社コンサルタントの内藤による週刊観光経済新聞のコラム。
今回は集客につながる周辺観光ページについての改善案。
掲載すべき情報から、エリアの見直し、モデルコースの作成などに言及。

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【第133回】WEBマーケティング HPの最新トレンド(観光ページを見直そう)

シリーズで時流に基づいたホームページ(HP)のコンテンツの見直しについて述べているが、今号では観光ページについて述べたい。
お客様の旅行の目的は宿泊施設だけではなく、むしろ観光が最大の目的である場合も多々あり、観光ページの見せ方は集客のための重要な要素と言える。

第一のポイントは、自施設から観光地までの所要時間がきちんと明示されているかを確認して欲しい。
よく見かけるのが観光ページに地域の主要な観光地が羅列してあり、その観光地の電話番号や住所やHPへのURLの導線があるのみのケースである。
これではお客様はいちいち、宿泊したい施設と観光地との位置関係を自分で調べてコースを組み立てねばならず、観光ページの意味をなしていない。
したがって、せめて掲載した観光地においては自施設からの距離や所要時間は記載したい。
最近ではシステムを組み込み、当該地域同士を入力すれば行き方や所要時間を算出している観光ページもある。
第二のポイントは、対象観光エリアの見直しである。

これもありがちだが、本当に地元のみの観光紹介に留まっており機会損失をしている施設を多く見かける。
車1時間程度で、著名な観光地に行けるのに、その紹介がないばかりに結びつきが得られず、該当宿泊施設として外れてしまうケースである。

無理のない範囲でとはなるが、他県を含む広域の観光地を自施設からのおすすめ観光エリアとして全く問題がないので、今一度観光エリアの範囲の見直しを実施して欲しい。
第三のポイントは、是非これは取り組んでほしいという項目であるが、モデルコースの作成である。
お客様はその地域を訪れる際に、最も楽しんで周遊できるコースの情報を求めている。

「地元の観光の達人が教えるコース」や「地元女子が教える本当に満足できる女子旅コース」等のコンテンツがあれば、興味をそそられるのは想像に難くないであろう。
お客様は観光も楽しみに旅行されているという原点に立ち返り、どんな観光を紹介したら喜ばれるか想像しながら、観光ページの更なる改善に取り組んでほしい。

(株式会社アビリティコンサルタント・株式会社プライムコンセプト 内藤英賢)

【週刊観光経済新聞様】HP

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