【第145回】WEBマーケティング HPの最新トレンド( ブランディング 2 ) 2016/05/19|コラム

弊社コンサルタントの内藤による週刊観光経済新聞のコラム。
ブランディングの根幹となるコンテンツの生かし方を具体例を挙げて紹介するほか、コンテンツ作りについても言及し、自施設の価値発信を促している。

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【第145回】WEBマーケティング HPの最新トレンド( ブランディング 2 )

シリーズで時流に基づいたホームページ(HP)のコンテンツの見直しについて述べているが、今号は前号に引き続き、ブランディングについて述べたい。
前号ではブランディングを成功に導くために、どんなニッチ分野でも構わないので地区No.1を目指して欲しいと述べた。
今号では、そのコンテンツをどう活かすかという点について考えていきたい。

まずは、やはり一番目立つTOPページのファーストビューで伝えることが大切である。
例えばお風呂の評価が地区No.1だったとすると、ファーストビューでお風呂のご評価地区No.1が伝わっているか、更に言えば、何によって(泉質なのか、大きさなのか、種類なのか)評価をされているのかを明確にしておきたい。
そして、その事を知ったお客様は当然ながらお風呂のページに来訪する確率が高いので、お風呂ページでも再度、お風呂の評価が地区No.1であることを伝えることが大事である。
テクニカルな話をすれば、獲得したお客様アンケートやクチコミの点数を具体的に記載したり、お客様の生のお声を掲載したりすることで、一層そのコンテンツの価値は引き立つのである。
またブランディングとして別の切り口になるが、テレビ、雑誌、新聞等のメディアの取材を受けたことのある施設は是非「メディア掲載事例」というようなコンテンツを作成することをお勧めする。
これにより、後日その媒体を見られなかった人達も「メディアに取り挙げられた宿だ」として認知して、予約の第一の関門である安心感の付与につながる。
よくお土産屋さん等で「○○で紹介されました」とPOPを作成し、お客様の購買心理を煽るのと同じ原理である。

これ以外にもブランディング活動は多岐にわたる為、ここでの紹介は割愛するが、一番大事なことはブランディングの根幹となるコンテンツ作りである。
自施設の何がお客様に支持をされていて、今後どのようなお客様に来て頂き、喜んで頂きたいのかを考えると自ずと選択肢は絞られてくると思う。是非、そのコンテンツを作りだし、WEBを通して、その価値を世界中の旅行者に発信して欲しい。
(株式会社アビリティコンサルタント・株式会社プライムコンセプト 内藤英賢)

【週刊観光経済新聞様】HP

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