【第147回】WEBマーケティング HPの最新トレンド( リピーター増加施策 2 ) 2016/06/09|コラム

弊社コンサルタントの内藤による週刊観光経済新聞のコラム。
具体的な施策としてコストのかからないメルマガ配信を有効活用することを挙げている。
また、「知人/リピーター客」を地道に増やし、再訪する動機付けとなるきっかけを作るためにも継続が大事だと述べている。

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【第147回】WEBマーケティング HPの最新トレンド( リピーター増加施策 2 )

前号より「リピーター増加施策」について述べており、今号からは具体的な施策について述べていきたい。
前号で述べたように、まずは顧客を階層化することが最初のステップとなる。顧客を階層化すると、その構造はピラミッド型になることが分かる。
顧客数の多い順に「知人/リピーター客」「友人/ファン客」「信者/サポーター客」となる。
いきなり、「信者/サポーター客」を量産するのは難しいので、「知人/リピーター客」を地道に増やしていく施策が次のステップとなる。
ここで理解しておかねばならないのが、「知人/リピーター客」を増やす施策は大事ではあるが、一方で自施設に対して高いロイヤリティ(忠誠度)がある訳ではないので、多額の投資をしてもリターンが得られる確率は低いという点である。
従って、コストのかからない施策が望ましい。
その施策の1つとしてメルマガが挙げられる。

やや古い施策のようなイメージがあるが、コストゼロで多くのお客様に情報を届けられるメルマガは、使い方を工夫すればまだまだ有効なツールになりえる。
メルマガ送信の為に、より多くのお客様のメールアドレスを取得しておく必要がある。
お客様も当然ながらタダではメルマガ会員になってはくれないので、登録メリットを明確に提示しなければならない。
ヒントになるのは居酒屋などの「会員登録すれば○○プレゼント」の手法である。
こうして、ある程度アドレスの母数が集まった時点で再来店を促すメルマガを送信する。

その具体的な内容についてはテクニック論となるので割愛をするが、こうすることで、一度来訪したお客様の中で、何かきっかけがあれば再訪してもいいなと思っていた方が再訪する動機付けとなる。
地道ではあるが、このようにしてまずは「知人/リピーター客」の数を増やしていくことが大事である。
また、もう一つ大事な点であるが、継続の精神を忘れないで欲しい。
ここで述べたことの一つ一つは決して難しくはないが、日々の忙しさに負けていつのまにか立ち消える様を何度も見てきたので、継続は力なりを心がけて頑張ってみて欲しい。

(株式会社アビリティコンサルタント・株式会社プライムコンセプト 内藤英賢)

【週刊観光経済新聞様】HP

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