【第349回】WEB集客最前線(2025年度 活用すべき補助金) 2025/04/09|コラム

【第349回】週刊観光経済新聞掲載の、弊社取締役副社長 内藤英賢によるWEBマーケティング インターネット徹底集客の記事のご紹介です。
今回のテーマは、WEB集客最前線(2025年度 活用すべき補助金)について。

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【第349回】WEB集客最前線(2025年度 活用すべき補助金)

新年度を迎えるにあたって、補助金の情報が相次いでリリースされているので、今号では宿泊施設において活用できそうな補助金を紹介していきたい。

観光地・観光産業における人材不足対策事業

まずは、観光庁より「観光地・観光産業における人材不足対策事業」の募集がスタートした。
こちらは去年に続く補助金であり、かなり活用した施設も多かったので、既知情報ではあると思うが、念のため取り上げておきたい。以下概要である。

①内容:宿泊施設において、人手不足の解消につながるようなシステム導入や設備投資
②補助額について:補助率は1/2で、上限額は1施設あたり500万。(1法人で3施設まで)
③受付期間(一次)について:令和7年3月24日~令和7年5月23日。

具体的な対象となるものは、募集要項にも記載があるが、スマートチェックイン機、チャットボット、PMS、レストラン等の配膳ロボット、清掃ロボットなどである。

宿泊施設サステナビリティ強化支援事業

続いて、観光庁より「宿泊施設サステナビリティ強化支援事業」もリリースされた。
こちらも昨年に続いてであるので、既知情報を含むかとは思うが、以下概要である。

①内容について:宿泊施設において、既存設備を入れ替える事で建物全体の省エネ対策になるもの(具体的には省エネ型空調やボイラーなど) 
②補助額について:補助率は1/2で、上限額は1施設あたり1000万。(1法人で3施設まで)
③受付期間(一次)について:令和7年3月24日~令和7年5月30日。

となっている。
 

中小企業新規事業進出補助金

最後に、こちらは中小企業庁からであるが、「中小企業新規事業進出補助金」である。
こちらは、コロナ禍にあった事業再構築補助金の後継と言われており、補助金額も大きい。以下概要である。

①内容について:既存の事業とは異なる、新市場・高付加価値事業への進出にかかる設備投資等を支援 
②補助額について:補助率は1/2で、上限額は9000万。(各種条件あり)
③受付期間について:調整中。

となっている。

いずれも有効活用すれば、事業をサポートする補助金となるが、一点だけ気を付けて欲しいのは、昨年も述べたが、補助金を使うために無理やり導入するというスタンスでは本末転倒になるということである。

(株式会社アビリブ・株式会社プライムコンセプト 内藤英賢)

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