【ホテル・旅館】宿泊直前の急なキャンセル|コロナ・インフルエンザ・慶弔時のキャンセル料は請求可能? 2025/01/30|スタッフブログ
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2019年のコロナ渦以降、世界的な感染症と言う事もありお客様としても致し方なく
宿泊間際の急なキャンセルを余儀なくされ、そのキャンセル料については宿泊施設様の
ご好意で免除するケースが多かったかと思います
その流れで昨今流行しているインフルエンザについても同様の対応をお客様から求められるケースも
増えてきておりますので、改めてキャンセル料の定義をご紹介させて頂きます
1. キャンセル料について
大前提として周知の通り宿泊予約が完了した時点で宿泊契約が締結されており、
各宿泊施設様で定めた宿泊約款で定めたキャンセルポリシーやプラン毎に設けている
キャンセルポリシーに該当する日にキャンセルが発生した場合は
当然ながらお客様へキャンセル料を請求する事が出来ます
ポイントは【宿泊客がその責めに帰すべき事由】かどうかです
これは「インフルエンザ」や「コロナ」「身内のご不幸」「天候による交通被害」全てに該当します
とは言え、1か月以内の別日に宿泊する事を条件にキャンセル料を免除する機会もあります
お客様相手のお仕事なので、今後の事を考えると免除する事が間違っている訳ではないですが
それは宿泊施設様のご好意であって、お客様の権利ではないという事は理解が必要です
2. 繁忙日のキャンセルを防ぐ
前述でキャンセル料の請求について紹介させて頂きましたが
価格比較サイトやダイナミックプライシングの世間的認知も高まってきており、
繁忙期には当初希望のAホテルが満室の場合、Bホテルに予約をしつつ
Aホテルに空室が出ないかチェックするケースも多く出てきております
仮にAホテルで空室が出た際には、既に予約してあるBホテルについては
キャンセルポリシーにギリギリ該当しないタイミングでキャンセルされてしまいBホテルとしては機会損失してしまいます。
この様な機会損失を防ぐために特別プランを作成して販売する事が有効です
作成時の内容として3つのポイントがあります
1.キャンセルポリシーを通常よりも条件を厳しくする
通常3日前から発生するキャンセルポリシーの場合に専用プランについては30日前から対象とする事で
仮にダミー予約が入った際にも30日前までにキャンセルが来るので、再販する時間を確保する事が出来ます
この場合、仮にキャンセルが発生した場合に再販期間が何日あれば再予約を獲得できるか?
という点で考えて設定する事が有効です
2.決済方法を事前カード決済限定にする
決済方法をカード決済に限定する事で、万が一キャンセルポリシー期間中にキャンセルが発生した場合にも
確実にキャンセル料を徴収する事が可能になります
また、ダミー予約をされる確率を下げる事出来るので本当に宿泊したいお客様だけを獲得する事が出来ます
3.販売するサイトを限定する
通常は様々な宿泊サイトにて集客をする事が多いですが、需要が高まる繁忙期についてはサイトを限定しても満室に出来るので
サイトを限定する事で管理を簡略化する事が出来ます
上記を設定する事で繁忙期のキャンセル防止対策につなげる事が出来ます
3. 請求回収自動化DXツールの活用
キャンセル料をお客様へ請求する場合、期日までにお客様がお支払いをして頂けないケースもあり
その対応を日々忙しい中で社内で対応するには時間もかかり泣き寝入りしてしまう事もすくなくありません。
最近では自動でキャンセル料を請求してくれるツールも出てきており、そういったツールを活用する事で
業務効率化に繋げつつ確実にキャンセル料を徴収する事が出来ます。
本記事では一例として、かんざし社の「わきざしクラウド」を紹介させて頂きます
わきざしクラウドとは?
請求データを投入するだけで、入金されるまで強度を上げながら請求から督促までを自動化し
入金があれば自動的に消し込み、督促までを自動で対応してくれます
その他にも「前金やデポジット」「電話予約時の事前入金切り替え」
「禁煙ルームの喫煙時のクリーニング代」「事後発覚の客室備品持ち出しの弁償」など
キャンセル料以外にも不測の事態にも対応する事が可能です
詳しくはコチラ
5. 最後に
オンラインでの予約が主流となり、宿泊施設様で集客をする機会が増えてきている昨今
望まない形でのキャンセルについての対応も社内で対応しなくてはならなくなっております。
その反面、人手不足問題も深刻な中でいかに効率よく集客が出来る形を作る事は非常に重要です。
弊社では様々な宿泊施設様でお困りの事を改善してきた実績があり、適切な対応のアドバイスをさせて頂く事が出来ます。
その他、ご興味やお困りごとがございましたら、お気軽に【WEB集客サポート】についてお問い合わせください!
最後までお読みいただきいただきまして、ありがとうございました。
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