<速報>【観光庁】2025年度(令和7年度)  補助金・予算概算要求まとめ 2024/10/17|スタッフブログ

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<速報>【観光庁】2025年度(令和7年度)  補助金・予算概算要求まとめ

2024年8月27日に観光庁から「令和7年度 観光庁関係 予算概算要求概要」が発表されました
予算概要としては本年度予算の10,025,000円から約1.5倍の14,997,000円の予算要求となり
観光業に対しての期待と後押しを感じられる内容となりました

具体的にはインバウンド強化や人材不足解消など本年度以上に予算拡大をしております
こちらでは主に地域としてではなく、宿泊施設単体でも申請が可能な補助金をピックアップしてご紹介します

※2024年8月27日時点の公表情報をベースとしております。
※あくまで概算要求であり、正式決定した内容ではございません。

■令和7年度 観光庁関係予算概算要求総括表

令和7年度の観光庁予算の概算要求は
「持続可能な観光地域づくり」「インバウンド戦略」「国内交流」大きく3つに分けての予算配分となりました。


出典:令和7年度観光庁関係予算概算要求概要

■観光地・観光産業における人材不足対策事業

全国各地の宿泊施設様で問題になっている人材不足に対して2024年度(令和6年度)も取り組んだ補助金

予算:3億(前年度1億)
補助率:1/2
上限額:500万
補助対象:①人材確保の促進 ②人材活用の高度化に向けた設備投資支援
     ③外国人材の確保 ④経営の高度化

2024年度予算1億円に対し、2025年度は3億円の概算要求を出しており現状の深刻化を物語っております
業務効率化ツールの活用や採用強化に向けた取り組みに対し適用されます。

観光地・観光産業における人材不足対策事業

■観光地・観光産業におけるユニバーサルツーリズムの創出事業

こちらの補助金は2024年度までと内容が大きく変わり、ユニバーサルツーリズム創出のための
客室や共用部分の施設改修、災害時の必要な施設導入にも適用される補助金

予算:5億(前年度5,400万)
補助率:1/2
上限額:1,500万
補助対象:①宿泊施設におけるユニバーサルツーリズムの実現に必要な支援
     ②旅行が困難な方の需要の掘り起こし
     ③観光施設における心のバリアフリー認定制度

昨年から10倍近く多い予算となっており、客室の改装や防火シャッターの整備等にも活用可能
設備投資をする事で宿泊代の単価アップや業務効率化にもつなげる事が出来る数少ない補助金です

■観光地・観光産業におけるユニバーサルツーリズムの創出事業

■宿泊業の高付加価値化のための経営ガイドライン

観光庁がガイドラインに則った経営を行う事業者の登録制度を創設しました。

高付加価値経営旅館等
企業的経営として取り組むべき基本的な事項が実施され、かつ高付加価値化に資する発展的な取組事項が実施されていると認められる宿泊施設

準高付加価値経営旅館等
企業的経営として取り組むべき基本的な事項が実施されていると認められる宿泊施設

昨今では観光庁主体の補助金を利用する際の補助対象施設の条件として、こちらの登録制度への登録が条件化されるケースが増えております。
来年度についても登録制度が条件になる可能性が高く、申請から承認まで時間もかかる事から今のうちに早めに準備をしておく事をお勧め致します

宿泊業の高付加価値化のための経営ガイドライン

 

まとめ

インバウンド需要が年々高まっており、宿泊単価の向上や観光業の活性化など明るいニュースもありますが、
人材不足や高付加価値化が思うように進められてないケースも散見されております。

一朝一夕で解決できる問題ではなく、日々の積み重ねや準備が必要な問題です
各補助金の公募期間も年々短くなってきておりますので、早めに計画を立て
全てを自己資金だけで賄うのではなく、補助金などを上手に活用して魅力度を高めていきましょう

最後までお読みいただきいただきまして、ありがとうございました。

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