【ホテル・旅館】最大9連休!年末年始の売上最大化できてますか? 2024/09/26|スタッフブログ

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【ホテル・旅館】最大9連休!年末年始の売上最大化できてますか?

今年の年末年始は日並びが良く、2024年12月28日(土)~2025年1月5日(日)まで最大9連休となり例年よりも長い休暇となりそうです。
しかしながら、コロナ禍以前であれば1年前から予約が埋まっていたお日にちも、動きが鈍くなっている施設も少なくありません。
コロナ禍を経て、直近でWEB予約をする旅行者が増加傾向にあり、連休などの繁忙日もリードタイムが短くなっておりますが、国内・インバウンドともに旅行者数は回復しています。
先の動きが掴みづらい今こそ需要の見極めと最適な料金設定が重要です。
このタイミングで一度年末年始の販売設定の見直しを行いませんか。

■高需要日の予測

今年の年末年始は最大9連休だからと全日程を最高ランクに設定しているだけでは、全く予約が動かない日も出てきてしまうでしょう。
一般的な需要予測としては、12/31・1/1が最も高需要で、次にその前後の12/30・1/2と考えられていますが、エリアや業態、ターゲットによっても異なるので、自施設の状況を把握して調整していくことが必要となります。

毎週販売状況をチェックして、すでに満室や動きが良い日はランクを上げ、逆に全く動かない日はランクを下げて様子をみる、といった細目な価格調整を行いましょう。
また自施設の動きだけではなく、エリアの料金を確認することも重要です。
専用のシステムもありますが、じゃらん、楽天などのOTAでエリア検索を行って販売料金を確認するだけでも十分把握が可能です。
その際、レートコントロールをしっかり行っているチェーンホテル等を見つけておくと、エリアの需要がわかりやすくなります。
また価格帯が似ている競合施設をいくつかピックアップしておき、自施設の料金が高くなり過ぎていないか、安くなり過ぎていないかの確認をすることもランク調整の重要なポイントです。
人気の宿は在庫がなくなり、エリア検索にヒットする件数も減っていくので、需要を見極めるのに役立ちます。

■年末年始専用プラン

売上最大化を図るためには、料金調整だけでなく、販売するプランも重要です。
室単価UPのために年末年始期間は早割やセールなどの単価の低いプランを売止、または通常プランはすべて売止し、年末年始専用プランとして高単価の二食付きプランのみ販売を行っている施設もあります。

◎年末年始専用プランのメリット
<自社限定販売>
販売開始時は自社限定で販売し、早期予約分で自社予約獲得後にOTAでも販売を行うことで、
手数料対策だけでなく、自社会員や特典があればリピーター獲得にもつながります。

<特別料金>
別プランとして作成することで、通年プランとは異なる高単価の料金設定が可能になります。
人数カット(例:通常2名~の客室を3名~受け入れに設定する)などを行うと更に室単価アップが見込めます。

<特別キャンセルポリシー>
予約の動きによっては、通常プランの売止を解除する必要があるお日にちが出てくるため、
通常より厳しいキャンセルポリシーを設定しておくことで、抑え予約・乗り換え防止対策になります。
また現地払いではキャンセル料徴収が難しいため、オンラインカード決済限定に設定する場合もあります。

<販売数制限>
二食付きで全客室販売は卓数やオペレーションの問題で難しい場合、
朝食付き・素泊まりプランは1日の販売件数を決めておき、販売調整を行いましょう。
各管理画面でのプラン設定のほか、サイトコントローラーによっては自動売止設定が可能です。

<オペレーション>
プランを絞ることにより、現場のオペレーションが簡素化され、繁忙日によくあるサービス面の満足度低下の防止につながります。
特典付きプランの販売を停止するケースもあります。

■まとめ

最大9連休の年末年始。
何もしていなくても、そこそこ予約が入っているからと放置していては売上を伸ばす機会を逃してしまいます。
連休までおよそ3ヶ月、いまこのタイミングで販売状況を見直して、売上最大化を目指しましょう。

弊社では、海外OTAや自社ホームページでのインバウンド対策をはじめ、
多言語ツール「プライムコンシェルジュ」をご提供しております。
また、インバウンド対策の他にも様々なWEB集客のサポート業務を行っております。

ご興味やお困りごとがございましたら、下記よりお気軽にお問い合わせくださいませ!

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