【第333回】WEB集客最前線(インバウンドプロモーションについて③) 2024/07/11|コラム
【第333回】週刊観光経済新聞掲載の、弊社取締役副社長 内藤英賢によるWEBマーケティング インターネット徹底集客の記事のご紹介です。
今回のテーマは、WEB集客最前線(インバウンドプロモーションについて③)について。
前号でインバウンドプロモーションについて、結果が出やすい順番として、まずは海外OTA攻略からスタートすることをお伝えした。
一方で、海外OTA以外のルートでも強化したいというオーダーも増えているので、今号ではその点についてお伝えしたい。
海外へのアプローチはWebとSNS
海外での集客ルートになるので、紙のパンフレットを作って一か国ずつ持っていく訳にも行かないので必然的に対策はWebまたはSNSでの対策となる。
さらに、前号で海外OTAの中でオーガニック(自然検索)対策と広告対策の2種類が存在することをお伝えしたが、WebとSNSでも全く同じ事が言える。
日本と海外のSNS事情は違うので注意!
その前提を踏まえて、まず大事なことはターゲットとなる国において、使われているWebとSNSについて理解をすることである。
例えば、日本でWebと言えば概ねGoogle(あとはYahoo!)、SNSと言えばInstagramが隆盛で、Facebookはどちらかというと下火(おじさんSNS等と揶揄されるくらい使用年齢層が高い)とされているが、国によってその事情は全く異なる。
例えば、韓国でWeb(検索エンジン)といえば、NAVERが強いし、台湾や香港においてSNSと言えば、Instagram(も強いが)Facebookも健在である。
このように国によって、主要となる媒体が違うので、そこを把握しないと情報が届かないのである。その上で、海外にプロモーションをかける際に、オーガニック(自然検索)を狙うのは少々ハードルが高い。
WebやSNSの広告で認知・予約数アップ!
そこで、有効になるのが広告対策、前述の主要Web検索エンジンやSNSに対する広告である。
これは日本にいながら日本の管理画面で、海外であろうがターゲットを絞って広告を出すことができるので、媒体とターゲットが的確にかみ合えば、高い効果が望める。
実際には認知(こういう地域がある/ホテルがあるということを知ってもらう)型の広告がメインになるのであるが、認知に留まらず予約が獲得できているケースも出ている。
ただし、これまで述べてきたことを自身で運用することはなかなかハードルが高いので、このレベルになると外部の専門家をうまく活用した方が業務効率は良いであろう。
(株式会社アビリブ・株式会社プライムコンセプト 内藤英賢)
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