【ホテル・旅館】じゃらん販促サポートパックの効果と活用法|年間24万円の費用を投資に変える方法 2025/10/09|スタッフブログ

こちらは、OTAにおけるマーケティングや煩雑で面倒なプラン入力を一括管理で代行する「WEB集客サポートサービス」のスタッフが、宿泊施設様が気になっている情報や豆知識など様々な情報を提供する記事サイトです。

  • ツイート
  • facebookシェア
  • B!はてブ
  • G+ google+
  • Pocket

【ホテル・旅館】じゃらん販促サポートパックの効果と活用法|年間24万円の費用を投資に変える方法

「じゃらん販促サポートパック」は、年間24万円で利用できる有料サポートサービスです。
じゃらんの担当アドバイザーが、販促戦略の立案やデータ分析、集客支援などを行ってくれます。
ただ、「費用に見合う効果があるのか」「自分たちの施設でも使いこなせるのか」と感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、小規模な旅館やホテルの担当者の方に向けて、
サポートパックを上手に活用する方法と、実際の成果についてわかりやすく解説します。
導入を検討中の方や、すでに契約しているものの効果を実感できていない方は、ぜひ参考にしてください。

■じゃらん販促サポートパックとは

「じゃらん販促サポートパック」は、リクルートが提供する宿泊施設向けの有料オプションサービスです。
担当の販促アドバイザーが、施設の販売データをもとに販促戦略の立案・効果検証を支援します。

主なサポート内容:
●月次のデータ分析・改善提案
●メルマガ・クーポン配信の支援
●広告出稿・販促企画のアドバイス
●販促効果のレポート提供

年間費用は税込24万円(※プランにより変動)。
「広告+分析+相談」が一体となったサービス内容です。

■導入の背景と目的

施設様では、OTA集客比率が高まる中で、広告コストの上昇と競争激化が課題となっているのではないでしょうか。
特に「掲載順位の安定化」と「プラン露出の最適化」を目的に、販促サポートパックを導入する施設様が多いです。

目的は単なる広告強化ではなく、データを活かした販促PDCA(計画・実行・検証・改善)を回す仕組みをつくることにあります。

■実際の活用内容(一例)

1. 月次ミーティングで戦略的な販促を実行
じゃらんの担当アドバイザーと月1回の面談を実施し、予約データをもとに改善提案を受けまました。
特に閑散期対策や価格調整タイミングについて具体的なアドバイスが得られた点が大きな成果でした。

2. メルマガ・クーポン配信の最適化
じゃらん提供のテンプレートを活用し、訴求メッセージを改善。
クリック率は前年比1.4倍に向上し、メルマガ経由予約も増加しました。

3. ダッシュボードデータを販促に活かす
宿泊者層や予約導線、曜日ごとの動向などを分析し、ターゲット層に合わせたプラン設計や広告出稿タイミングを最適化しました。

■販促サポートパックでよく使うおすすめの機能3選

サポートパックをより効果的に活用するために、次の3つの機能を積極的に使うのがおすすめです。

1.宿ログ(宿からのお知らせ)
ブログのように、施設からのお知らせやイベント情報、季節の話題などを発信できる機能です。
新着情報を定期的に更新することで、利用者の関心を高め、リピーターづくりにもつながります。

2.フォトギャラリー(追加写真掲載)
客室・料理・施設などの写真を追加して、施設の魅力をよりわかりやすく伝えられます。
写真は予約率に直結するため、季節ごとや改装後の更新をおすすめします。

3.クチコミ投稿促進機能
宿泊者にポイント付与を行い、クチコミ投稿を促すことができる機能です。
クチコミ件数が増えることで、掲載順位や信頼度が向上し、さらなる予約増加にもつながります。

■導入後の成果

1年間の活用により、以下のような成果が得られました。

指標 前年比 効果
予約件数 +18% 集客数が大幅に増加
平均販売単価(ADR)  +6% 単価アップに成功
メルマガ経由予約率  +1.3pt  配信効果の改善


また、じゃらんの担当アドバイザーとの協働を通じて、販促PDCAが社内で回る仕組みを構築できたことが最大の成果といえます。
 

■有効活用の4つのコツ

① 能動的な情報共有でアドバイザーの提案精度を高める
じゃらんの担当アドバイザーには“任せる”のではなく、“共に考えるパートナー”として課題を持ち込む姿勢が重要です。
具体的な数値目標・課題を共有することで、実効性の高い改善提案を引き出せます。

② KPIを月単位で設定し、効果を見える化する
「前年同月比+10%」など、明確なKPIを月ごとに設定することで、効果測定が容易になります。
定例ミーティングでKPI達成度を振り返ることで、改善サイクルが加速します。

③ データを“判断の根拠”として活用する
ダッシュボードのデータを現場判断に結びつけ、
「数値→施策→結果→改善」の流れを定着させましょう。

④ 「広告費」ではなく「販促投資」として捉える
費用対効果を気にしすぎるより、販促のPDCAを外部支援とともに構築する投資と捉えることが、長期的な成果につながります。

■更新判断の基準

成果よりも「運用体制」を重視する
更新時は「数値成果」よりも、運用が社内に定着しているかどうかを判断基準にするのが適切です。

✔チェックリスト
項目(Yes / No)
●KPI設定と効果検証ができている
●月次で課題共有と改善を実施している
●結果を社内にフィードバックしている

3つすべてにYesなら、継続投資の価値があります。

■まとめ:費用対効果を最大化するために

「じゃらん販促サポートパック」は、導入すれば自動的に売上が伸びるサービスではありません。
しかし、データ活用×継続改善×組織的運用を実現できれば、年間24万円は十分に“投資価値のある費用”になります。

費用をどう使うかではなく、どう仕組み化して活かすか。
この考え方が、宿泊施設の集客力を一段引き上げる鍵となります。

プライムコンセプトでは、ホテル・旅館の支援において1000施設以上の実績を持っており、様々なWEB集客サポートを行っております。
ご興味やお困りごとがございましたら、下記よりお気軽にお問い合わせくださいませ!

お問い合わせはこちら

  • ツイート
  • facebookシェア
  • B!はてブ
  • G+ google+
  • Pocket

人気の記事