【第332回】WEB集客最前線(インバウンドプロモーションについて②) 2024/06/26|コラム

【第332回】週刊観光経済新聞掲載の、弊社取締役副社長 内藤英賢によるWEBマーケティング インターネット徹底集客の記事のご紹介です。
今回のテーマは、WEB集客最前線(インバウンドプロモーションについて②)について。

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【第332回】WEB集客最前線(インバウンドプロモーションについて②)

少し間が空いてしまったが、インバウンドプロモーションについての続編である。

海外OTAの掲載順位を上げることが最初の一手!

インバウンドプロモーションをしたいという漠然としたオーダーが多いことから、まずはターゲットとなる国を絞るために
「エリアに来ている国の多い/少ない×自施設で獲得できている国の多い/少ない」
で4分類する話をした。その中でも
(1)「エリア:多×自施設:多」と(2)「エリア:多×自施設:少」
の2つのゾーンの国をターゲットにすることが手始めによいと伝えた。

その上で、結果が出やすい順番でお伝えをすると、まずは海外OTA攻略からである。
海外OTAは既にそのエリアに旅行へ行きたいと思っている層がアプローチしてくるので、そこで予約を獲得することは最も効率がよい。その際に重要なのは、海外OTAにおける掲載順位であり、上位表示の対策を取ることが最初の一手である。
上位に表示されていれば、当然ながら閲覧する(Web上で来店する)ゲストの数が増えるからである。
 

オーガニックと広告枠、2種類を効率的に使おう!

掲載順位にはオーガニック(=自然検索:「京都 ホテル」などで検索して自然に出てくる順番)と広告枠(お金をかけて掲載順位の上位表示をさせること)の2種類がある。
オーガニックで上位表示させることに越したことはないが、短期的(や期間限定)で結果を求める場合は、広告も有効であるので、そのあたりは時間軸と予算との兼ね合いで決める必要がある。

自分の施設の狙ったターゲット検索で上位を目指そう!

また、オーガニック検索においても、エリアの宿泊施設全部で考えると下位表示かもしれないが、
例えばスターの数で絞り込んだ際や、子供の受け入れ可否、キャンセルポリシーの可否などフィルタをかけた際に上位表示させることは可能である。
自分が狙ったターゲットがどのような検索を​かけてくるか、ユーザー画面で検索をかけて実際に見てみるのが良い。
ただし、海外OTAの注意点はパーソナライズ(=自施設ばかり検索すると、自施設を上に表示させる機能)が働くので、シークレットウィンドウ画面で検索することをお薦めする。

海外OTAのテクニカルな話の各論になってしまったが、時間軸を早めて集客したいという場合においては有効である。

(株式会社アビリブ・株式会社プライムコンセプト 内藤英賢)

 
 

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