【第309回】インターネット徹底集客(2023年夏の動向について) 2023/06/28|コラム

【第309回】週刊観光経済新聞掲載の、弊社取締役副社長 内藤英賢によるWEBマーケティング インターネット徹底集客の記事のご紹介です。
今回のテーマは、2023年夏の動向について。

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【第309回】インターネット徹底集客(2023年夏の動向について)

今年のピークは8月11日~14日

2023年夏の予約状況について、分かっている範囲での概況について述べたいと思う。毎度であるが、お手元にカレンダーを用意して確認してもらいたい。
今年も去年同様に比較的先行予約が堅調に動いている。そのような中で、今年のピーク日は8/11金~14月になると予想される。海辺のリゾート地を中心に同日程の動きが非常によいので、この4日間は売上の最大化を図るべきなので、単価設定には注意を払って頂きたい。

予約状況が良い日はこまめにレートを上げることが重要

次いで、やはりその前後の8/15火や8/10木の動きが堅調である。また今年は8/16水~19土の後半の方が8/6日~9水の前半よりも動きが良い傾向があるので、後半の日程には注意が必要である。
さらに言うと、7/22土~8/28日まで幅広く夏休みの動きが活発化してきているので、予約状況が良い日はこまめにレートを上げるなどの努力がこの夏の売上の成否を分けると思われる。
昨今の物価上昇により、残念ながら昨年と同じ単価と売上であれば営業利益は下がることを意味する。

海外からの予約は直前のキャンセルに注意

もう1点、今年の特徴はインバウンドが好調であるという点である。海外ゲストが多いエリアは先行でさらに予約が積みあがっているため、一層レートアップがしやすい状況となるであろう。
ただし、注意が必要なのは海外からの大きな予約である(3連泊10名3室など)このような予約が直前でキャンセルになると、ダメージを追うことになるので、注意が必要である。当然であるが、増えた予約の中身を見ることも大事である。

人手不足対策として、構成比のシュミレーションを

さて、昨年どの宿も悩まされた人手不足については、今年も継続されることはほぼ確実である。理想通りに人出が確保できないことも想定して、夏休みの構成比をシュミレーションしておくことが大事である。1泊2食で○室○人(大型施設であれば、どのレストランで○室○人)、1泊朝食で○室○人、素泊まりで○室○人という具合に、売上とオペレーションが最大化する黄金比を出しておく必要がある。
どの施設にとっても夏は最大の売上を確保すべき時なのでしっかりと準備をして臨んで欲しい。
(株式会社アビリブ・株式会社プライムコンセプト 内藤英賢)
 
 

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