ホテル・旅館の新卒採用は、インターンシップを攻略すべし! 2023/06/27|スタッフブログ

こんにちは!プライムコンセプト ホテル・旅館求人コム運営チームです。
2024年新卒採用がまもなく終盤に入り、続いて2025年採用の活動時期がスタートします。
 
本日のトピックは「インターンシップ」について。今宿泊施設で採用を行う40代・50代の方からすると、「インターン」はほとんどなかった、あるいはとても意識の高い学生のみが参加するものという印象があるのではないでしょうか。
 
現在、インターンは非常に一般的な取り組みとなり、学生のインターンシップ参加率は90.6%にも及ぶそうです。インターンが当たり前になった今、宿泊業界も新卒採用を成功するにはインターンシップを攻略しなければなりません。
 
出展:株式会社ディスコ キャリタスリサーチ
https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/04/internshipchosa_202204.pdf
 

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ホテル・旅館の新卒採用は、インターンシップを攻略すべし!

インターンシップとは?

インターンシップとは、学生が実際に仕事を体験する制度のことで、欧米では以前より多くの企業で実施されていました。日本においては2000年代より徐々に広がり、ここ数年は多数の企業で導入されております。
 
リクルート就職白書2022によると、インターンシップに参加した会社への入社率は約40%となり、採用選考よりも手前の段階でのアプローチの重要性が増している。
 
出展:リクルート就職白書2022
https://shushokumirai.recruit.co.jp/wp-content/uploads/2022/02/hakusho20220221_01-1.pdf

インターンシップを行うメリット

①早い段階から学生にアプローチができる
インターンシップが一般的になり、学生は早い段階から就職先の検討を開始しています。意欲の高い学生に早い段階で自社をアピールするためにインターンが有効です。
 
②実際の職場を体験することで、就業後のミスマッチを防ぐことができる
厚生労働省が発表した3年離職率(大卒)は平成31年度調査で31.5%。約3人に一人が3年以内に離職しています。
コストをかけて採用し、教育してきた学生が3年以内にやめてしまうことは企業にとってマイナスです。入社後のミスマッチを防ぐためにもインターンは非常に有効といえるでしょう。
出展:新規学卒就職者の離職状況(平成31年3月卒業者)
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553_00005.html

③入社意欲を高めることができる
実際に就業することで、働くイメージが沸き、そこで就業したいという気持ちにつながります。実際、当社に新卒入社(年卒)した社員は学生時代に社のインターンに参加し、その社すべてに応募をしています。働くイメージが沸いたことに加え、インターン参加特典の選考パスがあったため応募に至ったとのことです。
 
また冒頭でもご説明しました、インターンシップに参加した会社への入社率は約40%という数字は驚くべき結果です。インターンに取り組んでいない企業は、可能性を半分にしてしまっているとも考えられるでしょう。

ではインターンシップ、何をすべき?

ではインターンの重要性は理解したが・・・何をすればよいのか?ここからは具体的な取り組みについてご案内いたします。

三省合意「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」とは

まずご理解いただきたいのが令和5年度からあらたに三省合意により開始した大学生等のインターンシッププログラムの規定です。
規定によりインターンシップが4つの分類に分けられました。非常に細かく理解が難しいかもしれませんが、宿泊施設様が取り組むべきは、タイプ①「オープンカンパニー」と、タイプ③の「汎用的濃色・専門活用型インターンシップ」の2つになります。
 
詳細:文部科学省・厚生労働省・経済産業省の合意による「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」(3省合意)
https://jsite.mhlw.go.jp/shizuoka-roudoukyoku/content/contents/001265743.pdf

インターンシップの推進に当たっての基本的考え方

取り組むべきインターンシップ

弊社が推奨する、ホテル・旅館が取り組むべきインターンは、下記の2つになります。

タイプ① 1日間:オープンカンパニー
目的:企業・施設の認知獲得、多くの学生へのアプローチ
時期:大学年次の月~月の間をめどに実施
 
 
タイプ③ 5日間:汎用的濃色・専門活用型インターンシップ
目的:志望学生の深い理解・応募につながる学生の獲得
時期:大学年次の夏休み(月・月)または冬休み(月・月・月)をめどに実施

インターン実施時に注意すること

・インターンシップの学生を“労働力”扱いしないこと
学生は、その施設で中長期的に働きたいと思えるかを見定めています。労働力として扱うのではなく、しっかり施設のミッションを伝え、共感を得ることを行ったうえで就業体験を実施、そして社員との交流を図ることを大切にしましょう。
 
・インターン参加後の特典を用意しよう
インターンを実施して終わり、ではなく必ず書類選考パス等、特典を提示するようにしましょう。そうすることで応募時の応募数アップに加え、インターン実施後の応募率アップにもつながります。
 
・社員からのフィードバックを必ず行うこと!
学生は、ただもてはやされることではなく、実際のビジネスの現場でどのように会社貢献できるかを見定めています。的確な社員からのフィードバックにより、自信が成長できる環境かどうかをしっかり見極めることにつながるでしょう。
 

プログラム例

5日間のタイプ③「汎用的濃色・専門活用型インターンシップ」を実施する場合のプログラム例をご紹介します。タイプ3では半分以上の時間を体験に使うこと、社員からのフィードバックを行うこと等をルールに定義しています。
これらを踏まえて宿泊施設でインターンを実施する場合、下記のようなプログラムを推奨いたします。座学によるコンセプト共感・ビジネス理解の時間と、実際の就業体験の時間をバランスよく設定し、学生の就業意欲の向上と自分にあった職場化の見定めができる材料提供ができるプログラムになっているかと思います。
参考:https://jsite.mhlw.go.jp/aichi-foreigner/var/rev0/0110/2965/201710293426.pdf

ホテル旅館インターンシッププログラム例

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