【第306回】インターネット徹底集客(ホテル旅館×Instagram①) 2023/05/17|コラム

【第306回】週刊観光経済新聞掲載の、弊社取締役副社長 内藤英賢によるWEBマーケティング インターネット徹底集客の記事のご紹介です。
今回のテーマは、ホテル旅館×Instagram①について。

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【第306回】インターネット徹底集客(ホテル旅館×Instagram①)

GWも一服し、全国旅行支援も終わりつつある今、GW明け~夏休み前までは、落ち着いた期間となることが予想される。その間に着手すべきことの一つとしてSNS強化を挙げておきたい。
今号から複数回に渡りSNS強化について述べていきたい。
 

SNS強化はInstagramがおすすめ

まず、SNSと言ってもFacebook、Twitter、Instagramと様々なメディアがあるが、中でもInstagramへの注力をお薦めする。理由としては、旅行との親和性が高く、最も集客に貢献するのがInstagramだからである。
また、ただでさえ人手不足の中で、あれもこれもと手を出すのは得策ではない。

Instagramは若者だけでない巨大メディア

Instagramは世界で10億人以上、日本でも3000万人以上が使用している巨大なメディアである。「インスタ」というと若者が使っているものという印象を持っているかもしれないが、もはやそれは誤った印象である。もちろん10代20代の使用率が高いものの30代でも50%近く、40代でも40%近い人が使用しているというデータがある。

Instagramは購買の意思決定に影響

また、旅行との親和性が高いという意味は、「Instagramというプラットフォームの中でホテルや旅館を決めている層がいる」ということである。どういうことかというと、Instagramの中で「箱根 旅行」や「沖縄 ホテル」のように検索して旅行先や宿泊先を探しているという購買行動が起きている。
なぜそれが見えないのかというと、Instagramそのものには予約機能がないため、最後に予約するのは公式サイトやOTAとなっているからである。
それが証拠に、ある旅館で「何をきっかけに、当館を知りましたか?」というアンケートをとったところ、20%近い方が「Instagram」と挙げた事例もある。また、若年層にインタビューをとると、必ずと言っていいほど、Instagramが購買の意思決定の中に組み込まれていた。
これらの事実はもはや無視できないレベルであり、分からないでは済まされなくなってきている。
次号以降で、Instagramの運用方法のポイントなどを述べていきたいと思うが、まずはその重要性を認識して頂きたいと思う。
(株式会社アビリブ・株式会社プライムコンセプト 内藤英賢)

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