ホテル・旅館が全国旅行支援終了後に取り組むべき対策 2023/04/20|スタッフブログ

こちらは、OTAにおけるマーケティングや煩雑で面倒なプラン入力を一括管理で代行する「WEB集客サポートサービス」のスタッフが、
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ホテル・旅館が全国旅行支援終了後に取り組むべき対策

コロナ過で観光業界は多大な影響を受けたが、Gotoトラベル・県民割についで
全国旅行支援と旅行需要喚起のために長期間スパンで様々な施策を打ってきたが
いよいよその施策も終了が近づいており、地域差はあるが6月末or7月中旬まで
予定されていた旅行支援も予算上限に達し早期終了する自治体が相次いでいます

これからはいよいよ宿泊施設の真価が問われる状況になってきました。
そこで今回は今後の対策についてご紹介します。

■マーケット状況の確認

ポイント① 全国旅行支援終了後の行政の対応
全国旅行支援は政府の予算を元手に各自治体が様々な方法で割引を実施してきたが
一部の自治体では、全国旅行支援終了後に各自治体の予算で割引施策を継続する動きがあります
まずは、自施設の自治体が今後予定があるかどうかの情報収集をしましょう

ポイント② インバウンドマーケット
 インバウンド需要が急速に回復しているという事はニュースや記事で見る機会も増えてきて
 おりますが、日本中全てのマーケットで回復している訳ではなく、まだまだ偏りが大きいです
 まずは、自施設のマーケットのインバウンド需要を正しく把握する事が重要

ポイント③ 競合施設のリニューアル状況
 事業再構築補助金や高付加価値化補助金など今までにない高額な補助金が出るものが
 多数出た2022年。
 そこで各施設が改装工事を行い春先あたりにリニューアルオープンする施設が多く
 このタイミングで同エリアの競合施設のリニューアル状況や販売価格の変動など
 改めて見直し情報のアップデートが必要

ポイント④ 原価の見直し
 世界情勢の影響により、様々な物が値上がり傾向にあり今までと同じ宿泊価格で販売を
 すると利益率が低下している可能性がある。
 料理原価や水道光熱費・人件費など、見直す事で現在の宿泊料金の適正化をしましょう

まずはこの4つのポイントを改めて見直しましょう

■全国旅行支援期間のために実施した対策の振り返り

全国旅行支援を活用するにあたり、割引対象外となるプランなどを一時的に販売停止した
クオカードなどの金券付きプランや長期連泊プラン。
その他にも決済方法を変更した施設様は全国旅行支援終了後にその需要があるのであれば
販売を再開する事も忘れずに行いましょう。

賛否はあるが、便乗値上げとまでは言わないものの需要と供給のバランスで
宿泊代を値上げしている施設は多かったが、2023年度のシーズナリティを決める際にも
旅行支援を見越して設定した施設様については、再度競合施設の販売価格や
自施設の予約状況を見て、状況によってはシーズナリティの見直しをしましょう
 

■最後に

冒頭にも述べさせて頂きましたたが、
旅行支援等が終了し、これからいよいよ各施設様の真価が問われる時代になります。

自分の施設の魅力(=強み)はなにか?
お客様が自施設に求めている物はなにか?
だれにこのサービスを届けたいのか?

セルフブランディングが非常に重要なフェーズに入ります。
改装工事を実施した施設様はしっかりとその魅力や想いをお客様に伝えるために
HPやSNS・各OTAで伝えられているか?

設備投資をしていない施設様も同様に、原点回帰をし改めて自施設の魅力を見つめ直し
しっかりとお客様に伝えられているか?

コロナ過の新しい時代にも、お客様一人一人がお喜び頂ける宿作りをしていきましょう!

 

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