人手不足といわれる今、採用に成功するための5つのポイント!求職者アンケート調査をもとに分析。 2022/08/30|スタッフブログ

こんにちは!プライムコンセプト ホテル・旅館求人コム運営チームです。
この夏、人手不足に悩んでいるというお話をあちこちでお聞きしました。

中には人手不足により、満室にできない施設様もあったようです。
 
そんな状況下においても全室稼働・十分な人材の獲得を実現している施設様は多数あります。採用難のこの時代に、人材獲得に成功するために施設がとるべきアクションを、弊社サービス利用ユーザーへのアンケート調査をもとに分析いたしました。

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人手不足といわれる今、採用に成功するための5つのポイント!求職者アンケート調査をもとに分析。

宿泊・観光業と他業種を比較検討している求職者は約半数

他業界との比較検討有無

求職者の、就職希望先業界を聞いたところ、宿泊・観光業以外も比較しながら検討している求職者が約半数おりました。

宿泊・観光業にしぼって検討:44%
宿泊・観光業とそれ以外の業種も比較:46%
その他:10%

比較検討先の業界(複数選択可)

​比較検討先の業界は「宿泊・観光以外のサービス業」が最も多く69%。
詳細の自由記述では、医療・福祉・飲食・エステ・リラク・人材派遣、等が比較対象と記載した方が多くいらっしゃいました。

宿泊業界の魅力(複数選択可)

​宿泊・観光業と比較し悩む求職者が“宿泊・観光業”の魅力と感じるのは、「仕事そのもの」がダントツ1番多く、続いて「住込み・寮完備」という結果でした。
「接客業が本当に好き」「多くの人と出会える」といったコメントが多くあり、サービス業が好きでこの仕事に就きたいと思っている方が多いことがわかります。

宿泊業界のデメリット・不安要素(複数選択可)

​一方、デメリットについて「給与や残業代、賞与等の待遇面」、「休日日数、有給休暇日数」、「退職金制度」という回答が多くありました。金銭面とワークライフバランスが宿泊業界に就業するデメリットと感じている求職者が多い結果です。

ここから、

「この仕事が好きだから、宿泊業界に従事したい」

でも ・・・

「金銭面・休みの少なさ・業界の安定性が不安」

という求職者の葛藤が見て取れます。

ではこの葛藤の中で、「宿泊・観光業にやっぱり就職しよう」という意思決定を促すには、私たち観光業界従事者・宿泊業界はどのようなアクションが求められるのでしょうか。


・金銭面の不安 ⇒ 給与アップ
・休みの少なさ ⇒ 休日数の増加

このような解決方法がとれるのであればベストですが、
短期的な改善・1施設での改善は難しく、宿泊業界全体の中長期課題となるでしょう。


ここからは、短期的に各宿泊施設でとれる改善アクションについて5つのポイントに絞って説明いたします!

<ポイント①> 仕事内容の魅力を最大限に発信

求職者の方が、宿泊・観光業の魅力だと感じているポイントを求人票や自社サイトでアピールしましょう。
アンケート調査のコメントでは、下記のような声が多くみられました。これらの仕事の魅力を自施設で存分に体験できることを記載するとよいでしょう。

接客業が好き・人を喜ばせる仕事
…………お客様の笑顔が見れる、おもてなしを大切にしている宿

世界とのつながりをもてる
…………世界の人と出会える機会がある、英語を使用する機会がある

地元・地域の魅力を発信
…………地域に根ざした仕事ができる、地域の魅力を伝える発信起点になれる
 

<ポイント②> 職場の雰囲気を伝えよう

現在仕事選びで重視している項目

​求職者に聞いた、「仕事選びで重視すること」で最も多かったのが職場の雰囲気。職場の男女比や、年齢層・平均年齢等、働く人環境の雰囲気をしっかり伝えることが必要です。

<ポイント③> 衣食住 生活を想像できる情報を

​特に、宿泊業界に住込みで働く場合には、“就職=生活”そのものになります。
賃貸を選ぶとき、間取り・キッチンの広さ・バストイレ、賃料、管理費等、、、様々な情報を比較しますよね。同じように、宿泊業界で住込みを選ぶ際には、生活を想像できる情報があると非常に優位に働きます。

<ポイント④> 金銭面のメリットも伝達

​前半で紹介した調査結果を見るとわかるとおり、宿泊業界への就職にあたり、不安に感じている最も多い要素は金銭面です。
寮に住込みで働く場合には、金銭的なメリットが多くあります。若年層の方では、寮で住込みで働くことで生活費を押さえて貯金したいと思っている求職者も多くいます。寮費・管理費・食費・光熱費等、住み込みで働く際にかかる費用を求人票に明記いただくと、求職者にとって安心できる情報となるでしょう。

<ポイント⑤> 業界の将来性を含むメッセージを

​ポイント5つ目は、業界の将来性を含むメッセージについてです。
「宿泊業界のみを検討している」求職者と、「他業界も比較している」求職者の認識で大きく違ったのが「業界の将来性」に対する意識です。「宿泊業界のみを検討している」求職者は、業界に将来性を感じている人の割合が多いことがわかりました。

ここからいえる仮説としては、業界への将来性を感じることができれば、宿泊業界への就職角度がより高くなるということです。


宿泊業界は2020年の新型コロナウイルス後、大きな打撃を受けました。
しかし、まもなく海外からのお客様の受け入れも拡大することが見込まれ、政府の目標では、2030年に6,000万人*の訪日外国人観光客の受け入れを掲げています。この目標は2019年の3,188万人*と比較し2倍近い数です。

*観光ビジョン実現プログラム 2020 より
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001353662.pdf

施設の魅力だけではなく、業界の将来に向けて共に励んでいく姿勢を、求人票の中で伝えていくことも一つのポイントだと言えるでしょう。

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​最後に、弊社求人サービスのご紹介です。
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求人掲載はもちろん、本日の調査データ等を踏まえた求人票の見直しのご相談もお受けしております。

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そんな方は一度ご相談下さい。

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調査概要
ホテル・旅館求人コム 転職活動・就職活動におけるアンケート調査

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調査期間 2022 年 6 月 29 日~ 7 月 13 日
調査対象 旅館求人コム・ホテル求人コムへ会員登録をしている求職者(全国)
調査方法 インターネットを通じた調査
有効回答 69件


本調査の全データをご希望の方は下記の問い合わせフォームよりご連絡ください。
「求人コム調査データを希望」と問い合わせ欄にご記載いただくとご案内が可能です。

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