コンサルタントの素質 2019/06/06|スタッフブログ

プライムコンセプト ホテル旅館コンサルティング事業部の林田裕也です。

弊社説明会や、新社会人の方々と話をする際に、
良く質問を受けるものを一つご紹介したいと思います。

「コンサルタント」に向いている人とはどんな人ですか?
「コンサルタント」になる為に必要な能力や知識はありますか?

正直シンプルで尚且つ難しい質問だと感じます。

もちろん一言でコンサルタントと言っても弊社の事業だけでも
経営コンサル、WEBコンサル、運営コンサル、現場コンサル、ブランディングコンサル、クリエイティブコンサル、
インバウンドコンサル、求人コンサル、、など多くの職種があります。
それぞの専門性によって求められる能力や資質は異なると思いますが、
共通して言える私の答えは下記です。

「根拠の無い不正確な情報に振り回されず、
 いかに自分の目と心で霧の奥に潜む「本質」を見つけ出せるか」が出来る人ではないかと思います。

人は自然と、周りの噂や、人伝の真相不明な情報が耳に入ってきます。
隣の誰かが、あたかも真実の様に信憑性の無い話を大声ですれば、
それが真実であり、自分の目で見てもいないのに自分の考えとして誤認してしまいます。
更には、その嘘か本当かもわからない情報が真実に見え、自分の考えや感情の如く人に押し付けてしまう
場合があります。この様な方は、絶対にコンサルタントには向いていません。

我々が日々行っているコンサルタントの仕事は、真相や本質が真っ黒な雲の中にあり
又は視界ゼロの霧の中からのスタートがほとんどです。手探りで雲や霧の奥にある光(本質)を
いかに見つけ出すか、それをお客様と共にいち早く見つけ、霧を晴らし前に進むかが仕事です。

コンサルティングには問題解決の多くのツールやテクニックがあります。
もちろんノウハウや知識、経験もその大きな武器の一つです。
これはある程度、時間をかけ経験を積む事で誰でも身に付ける事は可能です。

しかし、先に述べた事が性格的にできない人は、
思い込みや嘘の情報に惑わされ、自分の成長への道を見失い、更には仲間を
そしてクライアントであるお客様の道も狂わせます。

そもそも正しい問題や課題を見つけられない人は「間違った問題」を解こうとしてしまう為です。

情報化社会は素晴らしいものです。
全ての人が平等に世界規模の情報をいつでも手に入れられます。
SNSの進化や、口コミ評価、レビューや書き込みが誰でも自由にできる、更に見れる時代です。

そんな中でも、自分自身の中に「本質を見極める力」をつける事で、
その嘘と本物が混ざり合った世界から、正しいものを自分のココロで選定し
正しい道を進む事は大切な事だと強く感じます。

誰かの何かの役に立てれば嬉しいです。

プライムコンセプト
林田裕也
 

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コンサルタントの素質

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