【第193回】WEBマーケティング インターネット徹底集客 (閑散期対策とアクセス数増加) 2018/06/15|コラム

弊社コンサルタントの内藤による週刊観光経済新聞のコラム。
閑散期対策として、どうしても割引をして集客を図る傾向になりがちであるが、今回は無料のアクセス数増加対策について取り上げている。OTAの無料特集に掲載、ニッチワードで表示順位を上げる、などがある。アクセス数はデータで確認出来るので、検証しながら効果のある方法を見つけてほしい。

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【第193回】WEBマーケティング  インターネット徹底集客 (閑散期対策とアクセス数増加)

これから夏休みまでは、閑散期対策が悩みの種となっている施設も多いことであろう。
これまでも幾度となく触れてきたが、再度、閑散期対策について考えてみたい。
今回の切り口は「アクセス数の増加」である。
閑散期というと、どうしても割引をして集客を図るという傾向になりがちである。
それ自体、否定すべきことではないが、今回はアクセス数という別の視点で考えてみたい。

そもそも、原理原則として
「ウェブ売り上げ=①アクセス数×②転換率(どれだけ予約したか)×③単価」という方式があり、
①②③のいずれかを向上させれば売り上げが向上するわけである。
割引施策は③単価を下げるものの、お得感を感じたり、予算感に適合したりして、
予約を促進するという②転換率の上昇に寄与するものである。
しかし、これには限度があるので、ここでは視点を変えて①アクセス数の増加に着眼してみたい。

アクセス数の増加については、さまざまな手法がある。
「PPC広告」「PPC×LP(ランディングページ)作成」「SEO対策」
「OTA広告(有料or無料)」「OTA特集(有料or無料)」などが代表的である。

大きく分けると、有料か無料かという点で分けられるが、
有料のものについては以前もPPC広告などで解説したので、
今回は無料のアクセス数増加対策について考えてみたい。

絶対的なアクセス数を増やしたいのであれば、やはりOTAの無料特集は有効である。
例えば、冒頭の割引をした商品を作成したのであれば、それをOTAの特集に掲載すべきである。
そうすれば、通常に販売するよりは、お客様の目に触れる回数が増え、
アクセス数が増えるはずなので、結果として購入数も上がっていくはずである。

また、ホームページへのアクセスを増やす無料施策としては、
ニッチキーワードの競争環境が少ない中で、表示順位を上げて、
アクセス数を図るというのも一つの手段である。

例えば「○○温泉 ひとり旅」などで、
自施設のひとり旅のコンテンツを表示させるなどの施策である。

ウェブの良い点はアクセス数もデータで確認できることである。
実施したアクセス数増加施策について効果検証をしながら、
より効果のある方法を見つけていってほしい。

(アビリティコンサルタント・プライムコンセプト 取締役 内藤英賢)

【週刊観光経済新聞様】HP

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