『第12回』WEBマーケティング WEB商品企画も時流から 2010/08/02|コラム

週刊観光経済新聞にて、弊社社長の的場が「インターネット徹底集客」と題したコラムを掲載しています。

  • ツイート
  • facebookシェア
  • B!はてブ
  • G+ google+
  • Pocket

『第12回』WEBマーケティング WEB商品企画も時流から

今回よりWEB商品企画について考察していく。
WEBマーケティングにおいても、「時流を捉えること」が重要である。
お客様のWEB購買心理の傾向を理解した上で、商品を造成・展開したい。
まずは、お客様がなぜWEBで予約をするのか?という大前提を押さえておきたい。

ITインフラ(家庭のパソコン環境)が整った、いつでもどこでも確認・予約ができる、情報量が多い、商品価格を比較したい、お得な商品を見つけたい、泊まる客室を確認したい、料理を確認したい、WEB上の商品が安いと思っている、等々さまざまな理由があがるであろう。
この中でお客様が本質的に知りたいものを一つだけ選ぶとすると、「商品=プラン」である。
その中で、時流を意識することがポイントだ。
現在は、景気の底は過ぎたと言われているが、まだまだ足もとの経済環境が弱い状態と考えられる。
よって、お客様は価格に対して敏感である。同じ商品がどこで買うと安いかお得か、を見分ける力がついてきている。
つまり、お客様が上手な買い物をする、と言える。

施設よりお客様の方が商品について詳しい、という現象すら散見される。
これが今の一つの時流である。
価格に敏感なお客様特性という時流を理解した上で、商品企画をたてなければならない。
従って、ある商品をどこ(どのサイト)でいくらで出すと、どこ(どのサイト)でお客様は買うか、を徹底的に考えなければいけなくなっている。
ポイントや特典等がお客様の購買心理に影響するため、非常に複雑になっている。
徹底的に考えて、規則・規律を決めることが大事である。

そして、そのルールは、流動的と理解していただきたい。変えてよい、ということだ。
宿泊業のWEBマーケティングの変化は早い。一歩遅れてしまうとついていけなくなる。
常に「時流」を的確に捉え、WEB商品企画に活かしていただきたい。
WEBは、スピードが勝負の世界だ。

(株式会社アビリティコンサルタント 的場弘明)

【週刊観光経済新聞様】HP

  • ツイート
  • facebookシェア
  • B!はてブ
  • G+ google+
  • Pocket

人気の記事