【第37回】WEBマーケティング 早割りプランの重要性 2011/08/23|コラム

週刊観光経済新聞にて、弊社社長の的場が「インターネット徹底集客」と題したコラムを掲載しています。

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【第37回】WEBマーケティング 早割りプランの重要性

今回は「早割りプランの必要性」について述べたい。
本コラムでも取り上げたが、直前割引や当日割引の潮流が大きくなってきている。
在庫を持ち越せない以上、直前割引の手法は仕方ない面があるが、その反面直前にならないと予約が入ってこないというマイナス面があることは既知のとおりである。

少しでも先予約を安定させること、また早く予約した人のほうがお得であるというあるべき姿のためにも「早割りプラン」の重要性を考察したい。
早割りプランを作成している施設も数多く見かけるが、機能していない場合が多い。
というのも早割りプランが一番お得なプラン(最安値プラン)になっていないからである。
お客様に早割りプランが一番お得であることがプラン一覧から即時に分かれば、少なくとも前々から旅行や出張を決めている人は早割りプランから予約をしてくるはずである。

早割りの期間についてであるが、これは自施設やエリアのブッキングカーブを参照してほしい。
大きく予約が伸びている期間がお客様が動いている時期であり、早割りがお客様に響く期間である。
極論「3日前」「7日前」「14日前」「21日前」「30日前」と価格を少しずつ安くしていき、少しでも先予約を確定させていくのがあるべき姿である。
この早割りプランとオンラインカード決済を組み合わせることの効果の高さは以前に述べたが、航空業界をモデルに早割りプランの体制を構築してほしい。
直前割引が主になっているのは業界の構造の問題ではあるが、せめて自施設内だけでも最安値を「早割りプラン」にすることで、先予約の確定を目指して欲しい。
そういう施設がひとつまたひとつと増えていけば、地域が変わり、やがては業界全体の構造が変わっていくことになるであろう。
大事なことは徹底することである。早割りプランが一番お得であることを徹底浸透させていって欲しい。

(株式会社アビリティコンサルタント 的場弘明)

【週刊観光経済新聞様】HP

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