【第44回】WEBマーケティング 季節性プランの活用法 2011/12/03|コラム
週刊観光経済新聞にて、弊社社長の的場が「インターネット徹底集客」と題したコラムを掲載しています
今回は「季節性プランの活用法」について述べたい。
WEBの世界では、ホームページを含めて鮮度感が非常に大事であることは周知のとおりである。
鮮度感を表現する最たる表現は写真等で季節感を表現することだが、これをWEB上の商品構成でも表現したい。
小売店舗に行けば、秋の特産フェアやクリスマスなどを宣伝している場面に出くわすが、同様のことをWEB上でも実施していくことが求められている。
一番簡単な方法はやはり料理で表現することである。
秋であれば松茸やきのこ類、冬であれば鍋物やカニなど季節に応じた料理を商品化し、打ち出すことが第一歩である。
1年を通して季節に応じた料理を提供しているので、敢えてプラン化しない施設も見受けられるが、それは訴求不足と言えるであろう。
やはり「冬の~」や「かに一杯つき」などをプランタイトルに冠した季節性プランを造成したいところである。
また、このプランは集客商品にもなり得る。
方法はいたって簡単で、例えば「カニ料理一品付き!冬の会席プランを通常料金で!」等と目玉商品化するのである。
この際に気をつけることはこのカニ料理一品から利益を取ろうとしてはいけないことである。
あくまで集客アイテムであり、原価ギリギリラインで上乗せすることで、非常にお得なプランに見せることができる。
そしてこのプランをきちんとホームページのTOP上で訴求すること、及びプラン構成の一番上に配置することが大切である。小売業でいうところの店頭ワゴンセール商品である。
このプランを呼び水にお客様にWEB上の自施設に入店頂き、他の商品も閲覧してもらい買っていただければ、
それだけでも十分に効果の高いプランといえる。
これといった名物料理がないという施設は観光地や通年イベント(紅葉やクリスマスや雪見風呂)をうまく駆使して造成して欲しい。
「紅葉スペシャル!地酒1本付き」なども実は有効な手段である。
鮮度感と目玉商品をうまく組み合わせて集客に努めて欲しい。
(株式会社アビリティコンサルタント 的場弘明)
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