【第46回】WEBマーケティング 親子三世代のプラン活用法 2012/01/11|コラム

週刊観光経済新聞にて、弊社社長の的場が「インターネット徹底集客」と題したコラムを掲載しています。

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【第46回】WEBマーケティング 親子三世代のプラン活用法

今回は「親子3世代プランの活用法」について述べたい。
親子3世代の中でも宿泊施設としては祖父母・ママ・赤ちゃんという層を主にはターゲティングしたい。

なぜなら、子供が未就学児であり、定年を迎えた祖父母の在る家庭では、平日に宿泊需要を生むことができるからである。
また、可愛い孫のためならばと安いプランに流れるのではなく、比較的高単価のプランが人気になっていることも昨今の情勢からしても大変にありがたいお客様である。

妊娠、出産からのママの大変さは想像に難くなく、旅行にいってのんびりしたいという欲求があるが、なかなか行けないという事情がある。
そのような中で、自分の両親が一緒の旅行であればママも一時的に赤ちゃんを任せて、のんびりできるということを考えると、やはりこのターゲット層は宿泊施設にはうってつけである。
プラン造成においては、上記の点を踏まえた作成手法が求められる。

最大のポイントは「赤ちゃんの受け入れ体性」である。アレルギー対策やお部屋出しや貸切風呂といった配慮から家具の配置まで細かな対応が求められるが、裏を返せば大きな差別化ポイントにつながり、集客要素として大いに活かせる。

また、添い寝無料のサービスや初めての旅行デビューや1歳の記念日などで、メモリアルなプレゼントを用意することで、一生の記念となり、今後もリピートしてくれる可能性が高まる。
また、もう一つのポイントはママさんのリラックス要素である。
つかの間の休息をエステや温泉やお食事でおもてなしし、良い休日を過ごして頂ければ、こちらも顧客満足度の大きな上昇につながる。
一方で、従業員教育も大事である。
特別なサービスをする必要はないが、親子3世代が、何を施設に求めて来ているのかをきちんと理解して、対応することが求められる。
平日稼動を押し上げて、高単価のプランが販売可能な3世代プランは大変有効なので、受け入れ体性をしっかりと整えた上でチャレンジして欲しい。

(株式会社アビリティコンサルタント 的場弘明)

【週刊観光経済新聞様】HP

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