【第48回】WEBマーケティング 体験型プランの活用方法

【第48回】WEBマーケティング 体験型プランの活用方法 2012/02/20｜コラム

週刊観光経済新聞にて、弊社社長の的場が「インターネット徹底集客」と題したコラムを掲載しています。

今回は「体験型プランの活用方法」について述べたい。
以前にも述べたが、旅行には目的がある。温泉三昧、名勝巡り、アクティビティ体験など様々であるが、その中でもとりわけ人気の高い「フルーツ狩りプラン」について述べたい。

特にこれからの季節という意味でも「いちご狩りプラン」を例にとっていきたい。
まず、いちご狩りプランが有効な理由としては、女性受けが良い点が挙げられる。
女子会旅行はもちろん、カップルやご夫婦旅行においても、女性が旅行の主役であり、女性の支持を受けることはプラン造成の大切な要素であることは言うまでもない。

また、いちご狩りプランは他の体験型プランに比べると比較的リーズナブルに提供できる点も魅力的である。
旅行の際の「せっかくだから何かしよう」という顧客心理に、お求め易いいちご狩りプランは魅力的にうつるのである。
作成方法は至って簡単である。近隣の農園と契約を結んでもよい。
それが難しいようであれば一般的売価を通常プランに上乗せして販売すればよい。
もう一つ上の取り組みをしているある施設では、いちご狩りプランのお土産として自家製のいちごジャムなどをチェックアウト時にプレゼントし、いちご尽くしで締めくくりお客様満足度をあげる等の工夫をしている。
プラン作成の後は販促活動にもチャレンジして欲しい。

いちご狩りプランの人気を裏付けるかのように、ＷＥＢや雑誌などで特集が組まれているので、費用対効果を考えつつ上手に露出を増やすことが大事である。
いちご狩りプランに限らず、周辺観光資源を巻き込んだプランづくりに積極的に取り組んで欲しい。
そのことが、自施設の集客だけでなく、地域経済の活性化になり、ひいては観光業界全体の活性化につながるからである。
そして、そのプランは、そのまま地域独自のプランとなり、各施設が頭を悩ます、独自性の高いプランになり得るのである。

（株式会社アビリティコンサルタント　的場弘明）

【週刊観光経済新聞様】HP

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