【第81回】WEBマーケティング プラン掲載順の重要性~ゴールデンゾーンの最適化 2013/07/16|コラム

弊社社長の的場による、週刊観光経済新聞のコラム。
プラン掲載順序の設定は、スーパーや書店であれば商品陳列にあたり、集客にとって大変重要であることを事例と共に提言。

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【第81回】WEBマーケティング プラン掲載順の重要性~ゴールデンゾーンの最適化

今号ではプランの掲載順について考察してみたい。
今まで数々のプランを紹介してきたが、これはあくまで商品開発の段階であって、実際にお客様の目に留まるまでには商品の具現化(販売価格や提供料理や特典等)、パッケージ(紹介画像や商品名や紹介文章)、商品陳列等の複数段階を経るが、今号ではその中でも最終工程にあたる商品掲載について述べたい。
多くの施設を見ていると、とても大事な項目であるにも関わらず、比較的関心が向いていない印象を受けたので、夏の集客前のこのタイミングで一度、考えて頂きたいところである。

まず、商品掲載順はスーパーや書店等でいうところの、商品陳列に当たるという認識を持つことが大事である。
スーパーやコンビニでゴールデンゾーンと言われる、お客様が最も目に付きやすく手に取りやすい位置に売れ筋の商品を陳列していることはもはや周知の事実であろう。
書店であればどの本を平積みにして、お客様の目を惹くかを思案することが書店の死活問題であることは一目瞭然であろう。WEBの世界でも同様なのである。

つまり、お客様が一番目に止まる位置に売れ筋商品を陳列しなければいけない。
すなわち、売れ筋商品をプラン掲載順の上位へ表示させることである。
WEBの特性上、上から下へと目線が移動するので、プラン掲載順の上位5つくらいがゴールデンゾーンに当たる。実際、あるプランを最下部から最上部に移動させただけで、そのプランが0件の売上から月間第2位の売上になった事例も存在する。
ゴールデンゾーン以下のプラン掲載順についての考察は次号に譲りたいが、まずは売上に大きく関わるゴールデンゾーンの見直しを第一歩としたい。

自施設で1番人気の商品が埋もれていないか、季節性の商品がきちんとあるか、夏休みの集客用のプランがきちんとあるか等、夏の集客を最大化させるためにもきちんと再度、陳列を考え直して欲しい。

(株式会社アビリティコンサルタント 的場弘明)

【週刊観光経済新聞様】HP

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