【第84回】WEBマーケティング 夏後の準備の考察 2013/09/04|コラム

弊社社長の的場による、週刊観光経済新聞のコラム。
夏休み後、初秋の集客準備について。
遅い夏休みをとるラストサマー需要やまだ夏休み中の大学生を取り込む等、この時期特有のニーズを解説。

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【第84回】WEBマーケティング 夏後の準備の考察

夏も後半戦に入り、集客が一段落した施設は1年で1番忙しい時期を過ごされていることであろう。
後半が弱い施設はまだまだお客様は動いているので、前号でご紹介したラストサマープラン等を駆使しながら、集客に努めて欲しい。

さて、そのような目の前の集客をしつつ、接客もしつつという慌しい中でも、夏後の対策も立てていかなければいけない。
秋の準備は大丈夫であろうか。色々と見ていると、秋のプラン販売にまで及んでいない施設を多々見かけるが、もう秋の予約が動いているので早めに対応したいところである。
今年の9月は3連休が2回あり、日並びがよいので、安易な安売りをせずに、稼動と単価の最適化を図り、しっかりと売上の最大化をしたい。

しかしその反面、夏の終わりとともに、客足は落ち込み、9月はいわゆる閑散期に入る地域も多いことであろう。
夏の勢いそのままに集客する為に手を打っておきたい。
9月のお客様の主なターゲットとしては、以下のものがある。
まずは遅い夏休みを取られる方々である。
このお客様に向けては、前号のラストサマーを始め、夏の匂いを残したプランが有効であろう。
主としては夏のスポットがまだ楽しめることや、夏と違い人気スポットが人に揉まれず楽しめること等が訴求ポイントになるであろう。また何といっても夏と違いお得な価格で泊まれることを最大の集客要素としたい。

次のターゲットとしては学生(主に大学生)マーケットである。
大学は9月も休みのところが多いのでゼミや合宿や学生旅行は価格も夏に比べて落ち着く9月に催行されることも多いので、以前に述べた学生プランの活用法などを利用しながら利用しながら集客を試みたい。

また、秋旅としても9月は始動できる。ぶどう等のフルーツ狩は隆盛を迎える時期なのでうまく組み合わせたい。
9月は考えようによっては遅い夏休みの方と秋の初動客、そして学生マーケットを取り込める絶好の時期でもある。
うまく商品造成をして集客をしていきたい。

(株式会社アビリティコンサルタント 的場弘明)

【週刊観光経済新聞様】HP

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