【第139回】WEBマーケティング HPの最新トレンド(<予約導線>を見直そう 2 ) 2016/02/12|コラム
弊社コンサルタントの内藤による週刊観光経済新聞のコラム。
空室検索フォームのカレンダー形式を活用し、利便性を向上させている例や空室検索フォーム周辺で予約行為を完結する為の設計について紹介。
シリーズで時流に基づいたホームページ(HP)のコンテンツの見直しについて述べているが、今号は引き続き「予約導線」についてである。
前号では①空室検索フォームの設置②カレンダーから探す予約導線の設置③予約導線はファーストビューで設置すること等を述べた。
今号ではより詳しく見ていきたい。
まずは、空室検索フォームにおいて細かい点ではあるが、空室検索をする際にきちんとカレンダー形式で2か月分以上が表示されるであろうか。
確認して欲しいが、ほとんどのOTAが日付検索をしようとすると、カレンダー画面が2か月分表示されて、視覚的に宿泊日を非常に選びやすくなっている。一昔前のHPであると、カレンダーの数字が縦に縦一覧で表示されて分かりにくいことがある。
泊まりたい日が限定されている人は良いが、土曜日に泊まりたい人等は、数字の羅列では特定が一瞬では難しく、カレンダーを別途用意する手間が発生する。細かい点であるが利便性の向上を含めて、ここまで気を配る施設も増えている。
また、空室検索フォーム周辺には基本的には予約に関わる全ての機能が集約されていないといけない。
どういうことかというと、空室検索機能の他にも「予約変更ボタン」「キャンセルボタン」「カレンダーから探すボタン」等の基本機能はもちろん、会員組織がある施設は「会員様専用ボタン」、メルマガ発行している施設は「メルマガ登録ボタン」、法人契約のある施設は「法人会員様専用ボタン」等、どんなルートのお客様でも、空室検索を見れば、全て予約行為が完結するように設計しておかねばならない。
予約に関わる機能で空室検索フォーム付近に配置されていないものはないか、今一度HP(もちろんスマホでも)を確認して欲しい。
配置すべき情報が多い施設は、別ウィンドウでそれらの情報を立ち上げて分かりやすく視覚化しているケースもある。
次号でも、引き続き予約導線設計の最新事例を含めて、紹介していきたいと思う。
(株式会社アビリティコンサルタント・株式会社プライムコンセプト 内藤英賢)
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