【第140回】WEBマーケティング HPの最新トレンド(<予約導線>を見直そう 3 ) 2016/03/01|コラム

弊社コンサルタントの内藤による週刊観光経済新聞のコラム。
お客様の細かなニーズや、予約したいタイミングに合わせた予約導線について、工夫を凝らした予約導線の例を挙げて詳しく解説している。

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【第140回】WEBマーケティング HPの最新トレンド(<予約導線>を見直そう 3 )

シリーズで時流に基づいたホームページ(HP)のコンテンツの見直しについて述べているが、今号も引き続き「予約導線」についてである。
前号までは、主にトップページにおける予約導線の設計について述べてきた。今号では、HP全体の予約導線に関わる点ついて述べていきたい。
まずはHPの全ページに予約導線(空室検索フォーム等の入口)があるか確認をして欲しい。
予約導線がトップぺージのみというHPも見受けられるが、これでは大きな機会ロスを生みやすい。
お客様は、客室ページや料理ページを見ているときに、予約したいと思うことも多い。
どのページを見ていても、予約がしやすいように全てのページに予約導線を設置しておかねばならない。

次に、応用編となるが、客室ページの客室の紹介から、「この客室タイプに泊まる」という予約導線はあるだろうか。
当然ながら、その客室で宿泊できるプランが選択できるページに遷移することになる。
また、同じ考え方で料理ページにおいても、「この料理プランを予約する」という導線はあるだろうか。
こちらも当然ながら、その料理が食べられるプランページに遷移することになる。
くどいようであるが、お客様はどのタイミングで予約動機に至るか分からないので、細かなお客様のニーズに応える必要があるのだ。
また、最近ではプランページというページを作成し、プラン一覧を見やすく選びやすく整理する施設もある。
乱雑になりがちなプランを「季節の一押しプラン」「価格重視のお客様向けプラン」「料理で選ぶプラン」「目的で選ぶプラン」等のようにプランをカテゴライズして、視覚的に分かりやすくするのである。

更には、プランに背番号のように番号を割り振って、電話対応に備えている施設もある。
そのプランページを見た際に「料理から選ぶ、の5番」と電話口で言って頂ければ、予約を受ける方も間違いなく承れるという訳である。
これ以外にも予約導線には様々な工夫が可能であるが、是非色々な方法をトライして成約率を上げていって欲しい。

(株式会社アビリティコンサルタント・株式会社プライムコンセプト 内藤英賢)

【週刊観光経済新聞様】HP

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