【第142回】WEBマーケティング HPの最新トレンド(採用ページを見直そう) 2016/03/31|コラム

弊社コンサルタントの内藤による週刊観光経済新聞のコラム。
多くの宿泊施設が深刻な人手不足で悩んでいる中、採用ページの作成と見直しは採用活動において重要な課題であるとして取り上げている。

  • ツイート
  • facebookシェア
  • B!はてブ
  • G+ google+
  • Pocket

【第142回】WEBマーケティング HPの最新トレンド(採用ページを見直そう)

シリーズで時流に基づいたホームページ(HP)のコンテンツの見直しについて述べているが、今号から2回に渡って、人材の採用ページの見直しについて述べたい。
採用ページが存在しない施設も見受けられるが、これからの時代それでは生き残っていけないと思われる。
この機会に採用ページの作成を検討すると共に、経営の最重要経営課題のひとつと捉えてトップ自ら取り組まねばならない課題と思う。
現在、多くの宿泊施設が深刻な人手不足に頭を悩ませている。
地域差こそあれ、有効求人倍率は軒並み高く推移し、新卒の就職戦線も超・売り手市場となっている。
宿泊施設に限らず、全産業で人が採用しにくい時代である。

しかし、手をこまねいているわけにはいかない。
採用活動には様々な方法があるが、出来ることからひとつずつ始めていかねばならない。
その一つが、採用ページの作成と再整備である。
営業戦略のトップにHPを据えている施設は多々あるが、HPを採用活動に有効に生かしている施設は非常に少ないのが実情だ。
考えてみれば分かるが、自施設を選んで頂くというプロセスは同じである。
すなわち、

①自施設を見つけてもらうように露出を増やし、
②他社と比較されているという前提のもとに、どうしたら選ばれる施設になるかを検討し、
③ターゲット(この場合は求職者)に対して、いかに自施設の強みをPRして応募して頂けるかに知恵を絞る。

これはまさに旅行者が宿泊施設を選ぶ行動パターンと同じである。
宿泊業界のWEBを活用した採用活動は他の業界に比べると遅れを取っているという印象で、一部のチェーンが先行して取り組んでおり、大規模な施設がようやく本腰を入れ始めたというのが現状である。
どのようなコンテンツを掲載し、応募者に何をPRしていくのか、採用活動の成功の鍵については、次号で詳細を述べたいと思うが、まずは採用ページの作成と見直しが営業集客戦略と同じくらいに大事であるという認識を是非持って頂きたいと思う。

(株式会社アビリティコンサルタント・株式会社プライムコンセプト 内藤英賢)

【週刊観光経済新聞様】HP

  • ツイート
  • facebookシェア
  • B!はてブ
  • G+ google+
  • Pocket

人気の記事