【ホテル・旅館】強みを見つけよう~差別化ポイントの見つけ方~ 2025/05/22|スタッフブログ

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【ホテル・旅館】強みを見つけよう~差別化ポイントの見つけ方~


ゴールデンウィークが終わって観光需要もひと段落、ホテル・旅館は梅雨の時期に向かう共とに閑散期となっていきます。

しばらくはお客様の比較的少ない時期となりますが、需要の下がる閑散期だからこそ中期的視点にフォーカスし、市場のパイが小さい中において選ばれる宿になるべく取り組みをおこなうのはいかがでしょうか?

今回は強み=付加価値を見つけ出していくステップについて、お話ししたいと思います。
 

自社調査・分析を行う

強みと一言で言っても様々な視点・角度がありますが、下記の3つを満たすことが推奨されます。

①市場価値・ニーズがある
②エリア内での競争優位性が高い
③模倣されにくい=強みとして永続性がある

これらを満たす自施設の要素は何なのかを調査・分析していくことになりますが、見つけやすくするために便宜上、宿の構成要素を大まかに下記2つに分けたいと思います。

①ハード面(主にスペック)
②ソフト面(サービスなど)

①は客室、露天風呂や大浴場、施設設備が該当します。定型的であり、手入れしにくく(改装など簡単にはしにくい)、模倣されにくい要素です。一方、②は料理、サービス、アメニティ・備品などが該当します。非定型的、比較的手入れしやすく(新しい食材を仕入れたり、新しいサービスなど始めやすい)、比較的模倣が容易な要素です。

例外として、"駅・スポットから近い”は非定型ですが、模倣されにくい不動の要素という観点でいうと①、"オープンしたばかりで新しい”は模倣が困難ですが消費期限ありきの②、に該当するかと思います。
 

競争優位性があるか

自施設の強みを見出したら、次に同エリア内において同じ強みを持った宿はないか、調査をしてみましょう。「競争優位性が高い」ことが推奨されるので、ライバルが少なければ少ない程よいです。もしライバルが多い場合は、エリア内における「ポジショニング」が大事になってきます。
 

強みを明確に打ち出そう

強みが明確であるメリットとしては、主に下記の3つが挙げられます。

①中長期的にマーケティングコストを減らしていきやすくなる(費用コスト、労力コストの両面において)
②単価を上げやすくなる(強みが高単価の後ろ盾となる)
③先に選ばれる宿になるのでリードタイムが長くなる(レベニューしやすくなる)

強みの打ち出し方としては、OTA上でのPRも必要ですがサイト仕様が決まっている=自由が制限される点がありますので、やはり公式HPで打ち出していくのがベストです。ただ、公式HPは訪問されたお客様に対してのみ有効、基本的に待ち、受動型となります。そこをもう一歩踏み込む+αの手法として、SNSがあり、Instagramへの定期的な投稿=能動型であり、強み・魅力を発信する手段であり、それがブランディングに繋がっていきます。

戦略的に非常にメリットが大きいですので、しっかりと強みを打ち出して参りましょう。

弊社ではコンサルティングを通じてお手伝いをしており、HP制作やInstagramサポートもしておりますので、是非お声掛けください。

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