【ホテル・旅館】レベニューマネジメント入門 昔ながらの価格設定を見直すべき理由 2024/10/03|スタッフブログ

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【ホテル・旅館】レベニューマネジメント入門 昔ながらの価格設定を見直すべき理由

1. はじめに:レベニューマネジメントって何?

旅館やホテル業界でよく耳にする「レベニューマネジメント」ですが、言葉自体は知っていても実際に取り入れていない施設様も多いのではないでしょうか?

本記事では、価格変更に抵抗を感じる経営者や販売担当者の方に向けて、価格をうまく変動させるメリットや基礎知識を解説いたします。

2. 固定価格のままで大丈夫?実は「損」している可能性

「価格を下げるとお客様に失礼」「いつも通りの価格設定が安心」と思っていませんか?
特に繁忙期でも閑散期でも同じ価格を続けていると、機会損失が生じている可能性が高いです。

繁忙期:本来もっと高い価格で販売できたのに、利益を取り逃している
閑散期:価格が高すぎて、お客様に選ばれにくくなる

3. レベニューマネジメントの基本原則

レベニューマネジメントを考える際には、「需要」「供給」「競合」の3要素を把握することが重要です。

需要(Demand):自社の宿泊施設の需要はどう変化するか?
供給(Supply):同じエリアの競合施設の価格や客室稼働率はどうか?
競合(Competition):近隣のライバル施設の販売状況を分析する

これらのデータを元に、価格を調整することで利益の最大化を目指します。

4. 価格調整は小さな一歩から!具体的な実践方法

価格変動に抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、いきなり大きく変更する必要はありません。

例えば:
①曜日ごとに少しずつ価格を変える(例:平日は通常価格、土は+1,000円など)
②直前予約の場合は価格を少し下げて、空室を減らす
③特定の客層(リピーターや家族向け)に向けた限定価格を導入する

特に①に関しては、「平日」「土曜、休前日」「正月」の、3ランク程度で運用している施設様を未だ多く見かけます。

6月の土曜日より、11月の土曜日を1,000円高く販売してみよう!
これもレベニューマネジメントの第一歩です。

5. レベニューマネジメントを導入するための心構え

まずは「お客様のニーズを満たしつつ、利益をどう最大化するか?」を考えることが重要です。
価格を変えることは「安売り」や「値上げ」ではなく、お客様に価値を提供し、適正な対価を得るための戦略です。
価格を柔軟に調整することで、新たな販売機会を生み出すことができるのです。

6. まとめ:小さな変化から始めて、利益を最大化しよう

レベニューマネジメントは難しそうに思えますが、小さな調整から始めていけば効果を実感できます。
まずは繁忙期・閑散期や曜日ごとの価格差を意識し、少しずつ最適な価格設定を見つけてみましょう!


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