【ホテル・旅館】新規オープンから販売までにすべきこと 2024/08/22|スタッフブログ

2024年も全国で多くの旅館・ホテルが新規開業、リニューアルオープンとなりました。
既に2025年以降も開業予定を発表しているチェーンホテルや施設様も多く、
今後の宿泊業界もさらに盛り上がりそうですね!

そこで、今回は今後新規オープン等をご検討されている施設様に向けて
国内・海外サイトを含め、「新規オープンから販売までに準備しておくと良いこと」をご紹介いたします。

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【ホテル・旅館】新規オープンから販売までにすべきこと

■はじめに

本題に移る前に…
前提として、主な販売先となるOTAの開設はオープン後が多いため、
事前に施設の情報を伝える場として「ホームページ」はとても大切なサイトです。

発信場所が少ない状況下でホームページを作成・リリースすることで、

 ① 魅力を伝える
 ② 認知拡大
 ③ 集客


オープン前でも上記3点を補うことができます。
しかし、ただホームページを公開しただけでは意味がありません。
各項目どのような形で打ち出し・発信をしていくのが有効なのか…。

そこでまずは、ホームページの準備や発信までを順にご紹介してまいります。

■ホームページの整備・作り込み

① 魅力を伝える
<ティザーサイトの作成>
 ・お客様の興味を引くためにティザーサイトの作成は必須です。
  どういったサービスを提供するか大枠は決まっているものの、詳細の記載は難しい…と言った場合は
  coming soon…等、今後を期待させるような形で記載するのも一つの手です。

  また、サイトを開いた際に一番最初に目につく「ファーストビュー」も重要。
  どのようなホテル旅館かが一目でわかるもの、
  施設を象徴する要素を取り入れることで魅力の打ち出すことができます、

<コンセプト>
 ・ティザーサイトとはいえ、「施設の魅力」や「コンセプト」などはしっかり掲載する事が大切です。
  サイトに訪れて下さった方に、どのような施設かを明記し届けることで
  競合施設との差別化にもなります。

<パースの有効活用(完成予想図)>
 ・サイトに掲載する写真は施設の魅力を伝える上でとても大切な素材。
  しかし、撮影スケジュールよっては、オープンまでに間に合わないことも。
  そこで、少しでもホームページに訪れた方に情報を伝えるために、「パース(イメージ画像)」は積極的に活用しましょう!

② 認知拡大
<SNS運用>
 ・近年、SNSマーケティング市場は急激に拡大しております。
  ホテルや旅館選びの材料として、SNSを利用するお客様はかなり増加しており宿泊施設とSNSは切っても切れない関係になりつつあります。

  そんな新規オープン施設様におすすめなのが「開業前投稿」。
  およそ1か月前からカウントダウン形式で実施している施設様が多く、情報の拡散や新規顧客の獲得が期待できます。

  もちろんカウントダウン終了後も定期更新は必須
  唐突に更新が途切れてしまうとフォロワー数の減少や施設の印象も悪くなってしまいます。
  こちらも初回投稿より前に、投稿形式やイメージを固めておくと良いですね。

<プレスリリース>
 ・いくらサイトを作り込んでも、サイトに入る為の道が無ければ予約も入りません。
  サイトオープン後、プレスリリースを実施することで事前にお客様からの興味を集めることができ、予約率のUPにも繋がります。

③ 集客
<オープン記念プラン>
 ・初回の販売プランは「オープン記念」「スタンダード」など
  お客様・施設様共に分かり易いものが理想です。

  OTAでの販売が始まる前までに自社サイトでプラン作成をしておくと、
  OTA参画後自社プランをそのまま展開できるため、スムーズに販売まで移行できるのでおすすめです!

<マーケット情報の把握>
 ・OTAでの販売に際し、施設周辺のホテル旅館の動きは大変重要。
  販売開始前に競合施設をピックアップすることで、適切な価格設定をしましょう。

■参画OTA(宿泊予約サイト)について

自社サイトの整備が完了した後はOTAの準備。
最初のステップとして参画するサイトについて簡単にご紹介いたします。

<国内OTA>
① じゃらんnet
② 楽天トラベル
③ るるぶトラベル
④ 一休.com/Yahoo!トラベル


<海外OTA>
⑤ Booking.com
⑥ Expedia
⑦ Agoda


上記が主要サイトとして挙げられており、
新規立ち上げの際には、まずは自社サイトとあわせた8サイトの運用がおすすめです。

■参画前に準備が必要なサイト(国内OTA)

参画するサイトが決まったら早速申し込みを!…といきたいところですが、
一部のサイトに関しては、お申し込み前に準備をした方が良いサイトもあります。

<国内OTA>
・一休.com/Yahoo!トラベル
 2016年から、統合し一本化することとなった2サイトです。統合化はしましたが、提供する内容はそれぞれ異なっております。

 一休.com
 … ラグジュアリーホテル・高級旅館を中心とした
   記念日などより贅沢でラグジュアリーな体験を求めるユーザー向け

 Yahoo!トラベル
 … ビジネスホテルや一人旅、レジャーを中心とした幅広い選択肢を求めるユーザー向け

このように、掲載先によりユーザー層が異なっており、その参画方法にも違いがあります。



Yahoo!トラベルに参画されたい施設様は、基本的に審査は不要のため、すぐにお申込みをしても大丈夫ですが、
もしも、一休.comに掲載したいという宿泊施設様がいらっしゃいましたら
審査が必須となるため、事前準備が必要です。

<事前準備>
ラグジュアリーであると判断されるための材料
→ HPの作りこみがしっかりしている
  画像がパースではなく撮影されたもの 等々

上記を備えていたとしても一休側での独自の審査が実施されるため、必ずしも審査に通る!という訳ではございません。

また、審査落選理由は社外秘の為明かされない点に加えて、
一度掲載を始めると掲載サイトの変更はほとんど不可能

その為、審査終了後に掲載実施か否か判断、一度仕切り直しとして掲載せず準備を整えて再審査申し込みするのも一つの手です。



なかなか審査に通りづらいとされている一休.comですが、
少しでも通過する可能性をあげるために、最低限準備しておくに越したことはないですね!

■準備しておくと良いこと(国内・海外OTA)

一休.comでは、審査前に準備が必要でしたが
その他のサイトについては、事前に準備をしておいた方が良いことをお伝えいたします。

<事前準備がおすすめ>
写真(高画質画像)
→ 国内、海外サイトともに画像の枚数や画質は、掲載順位などに大きく影響いたします。
  
 国内OTA
 …  特に、じゃらんはフォトギャラリーの枚数が掲載順位に影響しております。
    200枚以上必要など明確な数字も出ておりますので、
    参画後にリクエスト可能な「スコアリングシート」を参考に、綺麗な写真を掲載しましょう!
 
 海外OTA
 … それぞれサイト毎に細かい点は異なりますが、客室画像は最低でも4枚必要かつ、
   様々な画角やバスルームの写真が必要となります。
   見落としがちな水回りも重要視されておりますので、こちらも撮影の際はお忘れなく!



   海外の各管理サイトでは、自施設だけではなく競合施設のスコアが確認できますので、
   100%を目指して改善に励みましょう。



綺麗な画像は、宿泊するゲスト側を惹きつけて成約率のUPにも繋がります。
可能であればプロのカメラマンさんにお願いするのが良いですね。

まとめ(各OTA掲載申し込みページ)

今回は販売・掲載前に準備した方がよいことを中心にご紹介いたしました。
何事も早めの準備は大切ですね!

オープン当初は様々なことでお忙しく、手が回らない作業も多いかと思います。
弊社ではプロカメラマンの手配から、サイトの整備まで幅広いWEBの集客サポートを行っております。

お困りごとがございましたらお気軽にご相談くださいませ!


<各OTA参画申込みページ>
https://prime-concept.co.jp/topix/detail.php?id=414

お問い合わせはこちら

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